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 7月26日(火)
 仕事帰り、友達と会う。今日は居酒屋じゃなくて、女の子らしくワッフルのおいしいカフェ。話し始めたらだんだん止まらなくなって、結局閉店まで居座ってしまったのはふだんと変わらないが・・・。
 彼女は同い年なので、年齢的に感じることが共通していて、おたがいに共感できて盛り上がる。既婚者だけれど全然生活じみていないし、仕事に対する姿勢や生き方が合理的で潔くて、話していて気持ちがいい。「こないだ同窓会に行ったら、昔カッコよかった男の子たちが自分の子どもの話しかしなかったり、『家では発泡酒だから今日は飲むぞ』とか言ってたり、いまだに昔のクラスメートの悪口とか言ってたりして、すごくいやだった」と話していて、「そうだよねー!」と大笑いしながら納得した。一方では、会うたびに自分の仕事の忙しさばかりを口にする人もいる。きっと、心の余裕が足りなくて、聞く側の気持ちや状況を想像できないのだろう。
 年齢を重ねることによって、ただ老け込んでいく人と、より素敵になっていく人がいるとすれば、それは本人の意識の問題だと思う。魅力的な自分を保ちたければ、それなりの努力が必要だ。自分があきらめたり、妥協してしまえばそれまでだし、仕事が忙しいとか子育て大変とかいい出会いがないとか、何かのせいにすることは簡単なのだ。要は、きちんと自分で自分の魅力を評価し、マネジメントできるかということなのだ。
 彼女も私も、思春期のころ、いわゆる王道の女の子グループには属していなかった。いつも大勢でつるんで、はやりの服装や髪形をして、はなやかに盛り上がって、これまた王道の男の子たちにちやほやされているような、そういう女の子たちと、親しくなれなかった。親しい友達は少しいればよくて、あとは性別を問わずちょっと変わり者みたいな人と、なぜだか意気投合しているような女の子だった。トイレには一人で行きたかったし、ボケつっこみみたいなテンポだけで中身のない会話も苦手だった。でも、王道グループに対する漠然とした憧れはやっぱりどこかにあって、いいなあと思っていた。あの子変わってると思われるのが怖かったし、自分もちやほやされたかったんだもん。
 だが、特別にちやほやされなかった亜流の私たちは、王道のセオリーから外れたところで大人になった。大人になってからは、うんと楽だった。さまざまな年代の人と関わるようになると、私なりの魅力を見つけてくれる人にたくさん出会えた。気の合わない人と無理に一緒にいる必要はなく、逆に誰に気兼ねすることなく付き合いたい人と付き合えるので、10代のころよりずっと友達が増えた。30代になると、もっと楽になった。いまだにいろいろな難点はありながらも、周囲が自分のスタイルを認めてくれて、自分もいい意味で「こんな自分上等!」と開き直れるようになったからだと思う。おそらくADHDで、自分でも持て余すほどバイタリティがあって、けっこうわがままで、根はくそ真面目な私ですけど、誰か文句でも?少なくとも、こんな私じゃなきゃ、劇団をやろうなんて暴挙には出なかったはずだ。
 この先の人生、それぞれの年代ごとに、いわゆる「王道」というものは存在すると思う。たとえば、結婚するとか子どもが生まれるとか、家を買うとか、子どもの入学、就職、結婚などなど。だが、仮に「王道」を歩む日が来たとしても、自分の子どもの話しかできないような大人にはなりたくない。「王道」ゆえの言動ではなく、「自分」ゆえの言動ができる自分でありたいと、語る中身が詰まった自分でありたいと、切に思うのである。

   
 7月25日(月)
 夕方から、体中がギシギシして、気持ち悪くなってきた。
 昨日の殺陣教室が、私は一ヵ月ぶりぐらいだったので、案の定全身に筋肉痛が来たのだ。腕も背中も、みしみしと痛い。
 夜、晶子さんとオトナ飲みだったので、「今日は筋肉痛で、なんか気持ち悪いんです・・・」と言うと、「飲めば、血行がよくなるから治るよ!」と晶子さんがさわやかに断言。試してみたら本当に気にならなくなってしまった。晶子さん、さすがオトナ!酔っ払って、感覚が麻痺していたとも言えるが・・・^^;)
 芝居のことや、その他もろもろのことをとりとめもなく話していると、ほんとに時間があっという間に流れて、気がつけばまた日付が変わっていた。恐るべし、オトナ飲み!恐るべし、晶子さん!

  
 7月24日(日)
 今日はBEYONDの稽古場にダンスの振付に行く日だった。
 今回の曲はよく知っている曲だし、踊るメンバーのイメージもだいたい分かっているので、おおまかなイメージはできていたが、細かい部分がまだ決まっていなかったので、今朝は早起きして最後の詰めを考える。家で振付をしていると、階下への騒音も気になるし、家具に手足をぶつけたりするのでなかなか容易ではない。ひと通り仕上がったところで、あとは早めに稽古場に行って、まずは自分が踊れるように、片隅で練習させてもらう。
 今回は、「闘い」のイメージということで(ネタバレ?)、空手の形などを織り込み、芝居も交えたストーリー的な流れで振付を考えた。振付をするのは気球の前々回公演以来だったので久しぶりだったけど、わりとスムーズに、楽しんでできた。BEYONDで振付させてもらうのは3回目になるが、わたし的には今回の振付が一番お気に入りかも。扇谷くんはじめBEYONDのみなさんは、遊び心いっぱいに、とても楽しんでやってくれたのでうれしかった。今度、仕上がりを見にいくのが楽しみである。
 ぜひみなさま、BEYOND公演「遙かな思い・・・」、観にいらしてくださいませ!8月12日〜14日、ウェストエンドスタジオです。

 
 7月23日(土)
 今日も稽古。キャスティング前の、4回目の読み合わせ。
 今回は、特に慎重にキャスティングを考えたいので、読み合わせプランを念入りに考えているほか、ファースト・レビュー(脚本を読んでの感想やら自分なりの考えを話し合う)やらカンファレンス(演出と個別に話す)やら、初めての試みを取り入れている。話し合うことで、おたがいの認識が深まるし、イメージが広がる。また、芝居とはいえ、テーマに対する個人の価値観や考え方が影響することは当然のことなので、そのへんもていねいに聴いていきたいと思っている。・・・などと稽古をしている最中に、グラグラグラッ!と地震が来た!広い稽古場だったから取り立てて落ちてきそうな物もなかったので、とりあえずそばにあったホワイトボードが倒れないようにおさえつつ、おさまるのを待った。みんなが一緒にいたから安心だったけど、自分ひとりで家にでもいたら、けっこう不安だったかもしれないな。

 稽古後、調布の花火大会を観に行くリバーサイド花火大会だったので、急いで多摩川へと向かう。だがしかし、地震の影響で電車は遅れており、ラッシュ状態だったので、なかなかたどり着けず、はらはらした。
 どうにか会場へ到着すると、人波の中でジャンプしている桜井さんと赤池氏を発見。リバーサイドはまさにベストポジションに広々と陣取っていた。赤池さんが、午前中から場所取りをしてくれていたとのこと。感謝感激。手作り冷蔵庫まで完備されており、さっそくビールを注いでもらった。・・・至福・・・。

ひゅ〜、どどーん
 目の前にどんどん打ちあがる花火は、本当にきれいで圧巻だった。ナイアガラも近くで見られて満喫できた。いやー、やっぱり花火はいいなー。特に、これでもか、これでもかと盛り上がるラストがいい。限りある美しさに感動する。
 地震の影響があったとはいえ、ものすごい人出だったが、意外にも近くでGoodayも集まっていたので、びっくりした。みんな、考えることは同じなのね。。。
 帰り道、電車はまだまだ混雑していそうだったので、赤木さんと赤池氏と、3人で調布のスナックで飲む。ママがお誕生日とのことで、豪華な胡蝶蘭が飾られており、陽気なおじさんたちでお店はいっぱいだった。
 おとなりのおじさんにワインをご馳走になったりしていささか飲みすぎ、途中から頭が朦朧としてきたが、珍しい顔ぶれの3人でいろいろ話ができて楽しかった。終電を目指して一足先に店を出たが、やはりダイヤは乱れており、猛烈な眠気にも襲われて危うく寝過ごしそうになりながら、のろのろと家に帰った。今度はやっぱり浴衣を着て、花火を観に行きたいなあ。

本当にいい席でした♪

 
 7月18日(月)

わーい、海だ海だ♪水上バスにて
 おりしも梅雨明けを迎えた今日、気球メンバーでお台場へ納涼ツアーに出かけた。今年初めて浴衣も着られて、ご満悦。乃維ちゃんはお母さんの浴衣がとっても似合って江戸っ子風、初めて見たとまっちの浴衣姿は呉服屋の若旦那風、甚平姿の秦くんはさながらお風呂上がりのお父さん。和服を着るのって楽しいなー。去年の夏は「ええじゃないか」の稽古でしょっちゅう着物を着ていたけど、あれからもう一年もたつんだなぁ。今年は今年で、また別の意味で熱い夏になりそうだが。

昭和な気分にひたる。お化け屋敷にもほんとは入りたかったけど
 お台場で公園を散歩したり、ショッピングモールを楽しんだりしたあと、水上バスで竹芝桟橋へ移動し、納涼船に乗る。レインボーブリッジの下をくぐり、東京タワーやお台場の夜景を楽しみながらビールを飲む船旅。意外と身近なところで夏の夜をたっぷり楽しめて、なんだか得した気分だった。今度は浅草とかにもゆっくり遊びに行ってみたいな。
 軽く酔っ払いながら、みんなと次回公演のことをとりとめもなく話す。難しいテーマだけに、話し始めるとそれぞれいろんな思いがあって、話が尽きない。いい芝居にしたいとあらためて思った。

たとえ東京の海でも、やっぱり海は好き

 
 7月16日(土)
 今日は休日出勤で午前中から会議。いろいろな人が出席する会議で、思いのほかおもしろかった。たまにはふだん話さないような人と意見交換をするのも大事。

 夜、今回もまた振付を担当させてもらうBEYONDの稽古場へお邪魔する。BEYONDで振付をさせてもらうのは今回で3回目になるが、今日は初めて会う役者さんも多くて、ちょっぴり緊張。が、なぜかそこで「ええじゃないか」で共演した印南に再開し、どっと緊張がほぐれる。ほんとこの人は神出鬼没だ。
 ダンスが入る前後のシーンを見せてもらい、イメージについて打ち合わせをして、今日のところはおいとまする。あと1週間で、仕上げなくては。
 それにしても、ちょっと久しぶりに感じた公演稽古の空気。やっぱりいいなあ。それぞれが自分の役割を背負って、いい空気に満ちていた。気球に気球のカラーがあるように、BEYONDにはBEYONDのカラーがあるんだなあ、とあらためて感じる。うちは、まだ公演稽古離陸前の助走中。いいフライトになるように、とりあえず明日の読み合わせの配役を考えるとしよう。

 
 7月15日(金)
 考えてみると、今週に入ってから日付が変わる前に帰宅したのは今日が初めてだったな・・・さすがにちょっと疲れ気味かも。ねむい。

 おとといの稽古から、読み合わせ稽古に入った。シーンごとに役を変えながら、入れ替わり立ち替わりいろんな人に読んでもらう。う〜ん、タイプは異なるものの、それぞれ役のキャラが立ち上がってきて、キャスティングに向けて悩ましいところだ。今回もまた、おもしろい顔ぶれがそろいそうで楽しみ♪一人一人の適性と、全体のバランスを見ながらベストキャスティングを追求したい。
◆◆◆
 毎晩家に帰ってパソコンを立ち上げると、出会い系サイトからのメールの多さにうんざりする。中身も、かなりエグイものから、女性からのメールを装ったものまでいろいろ。間違いメールを装うもの、友達を装うものと手口もいろいろだが、一時期は、涼子と名乗る女性から、連作のように毎晩続きもののメールが来ていて、ずいぶん手が混んでいるなあ、と思った。
 要するに、女性側から肉体関係に誘うメールなので、そもそも私がもらってもどうしようもないのだが、こういうメールで本当に商売が成立しているのかなあ、と素朴な疑問を感じる。だって、女性側から誘って、あなたが選ばれましたとか、あげくにお金もくれるとか、そんなことあるわけないじゃん。真に受けて連絡とっちゃう人なんか、ほんとにいるの???連絡とると、どうなるんだろう?逢おうとしたとき、コワイお兄さんが出てきて強請られたりするのかな?
 それにしてもつくづく、性にまつわる業界は、それだけニーズがあるのも事実なんだろうなあ、と思う。ふだんあまり表に見えない部分だけに、想像してみると、人間の渦巻くエネルギーを感じてなんだか圧倒される。生きていく限り、性の問題は誰もが切っても切れないテーマなので、当然と言えば当然だが。こんなうそつきなメールから始まる人間関係もあるのだろうか?気持ちが弱くなっているときには、うそだと分かっていてもふと返信してみたくなることもあるのかもしれない。
 
 7月12日(火)
 本が書きあがって、しばしの開放感に包まれている私。駅のトイレにPHSを忘れたり、バスで爆睡して終点で運転手さんに起こされたり、リサとガスパールのTシャツを衝動買いしてみたり、随所で持ち前の注意欠陥多動ぶりを発揮している。が、一方ではさっそく本の読み直し・書き直しを進めている。印刷まで済んでしまうと、作品をある程度客観的に眺められるので、直しをするのは心地よい。 
◆◆◆
 今日は、母と会った。一緒に買い物をして、居酒屋で夕ご飯。その後、母行きつけのカラオケスナックへ連れられて行った。
 カラオケスナック・・・私たちの年代には縁遠い場所だが、たまたま居合わせたお客さんたちとお互いの歌を聴き合って拍手などしながら、順番に前へ出て歌うという場所である。マスターとかママとか呼ばれる人がいて、飲み物やちょっとしたつまみを出してくれたり、選んだ曲を入力してくれたりする。
今日のお客さんは、一人で来ているおじさん(おじいさん?)3人ぐらいと私たちだった。会社帰りに一人で歌いに来て、夜の時間を楽しんでいる人もいるんだなあ、と社会勉強。ちょっとした隠れ家のようだ。
 60歳になるというママは、とてもそうは見えず、きれいでチャキチャキしたすてきな人だった。つくりもきれいだけど、それ以上に、持ってる雰囲気がくっきりしてて華があってポジティブな感じがした。接客の間にさり気なく人生を語っていた。「人生は、毎日どれだけ感動できるかってことなのよ」。さり気なく語る身の上はずいぶん波乱含みだったけれど、そのポジティブなエネルギーで、何事も自分の魅力にして身につけてきたんだろうなあと思った。私も、60歳になったとき、きれいでいられたらいいな。

 話は変わって、私の家族は、みんなそれぞれ事情があって、変わり者ばっかりだ。私は、家族と会うと少なからず疲れたり動揺したりする。家族意識だとか、父親像・母親像といったイメージも、かなり希薄なほうだと思う。家族愛を取り上げた芝居が好きなのはそのせいなのかもしれない。自分にとってよく分からないものにこそ、惹かれるのだ。
 しかし最近になって、そんな家族意識がいくらか融解してきたような気がする。自分の親もそんなに遠くない未来に死ぬ日が来るのだ、と感じるようになったからだろうか。私はあまり孝行娘ではないので、今親に死なれたら後悔するかもしれない。それに、なんだかんだと言っても私は親に愛されて、たくさんのものをもらって育ったので、感謝しなくてはならない。
 家族も、仲間も、死ぬまでの関係なのだ。今を大切に、よいかかわりを持ちたいと思う今日この頃・・・いや、そんな言葉似合わないぐらい、とっくにいいオトナなんだけど;;。

 
 7月10日(日)
 本が書きあがった。
 すごーい、りんちゃーん。
 誰も言ってくれないので、自分で言っちゃう。

 と、一向に更新されない某作家のブログを真似て、脱稿宣言。
 いやはや。
 今回ほど、構想期間・執筆期間ともに長かった作品は今までなかった。ネットカフェで「ここのPC、WORD入ってます?」と心置きなく聞けるようになった。私としては珍しく、コツコツとりくんだ。というか、コツコツとしか進まなかったのだ。毎日たくさんの時間をかけて、ちょっとずつ書いた。
 妊娠も出産も経験したことのない私だが、本を書いているとこんな感じなのかなーと思ったりする。ちょっとずつ大きくなるにつれ、楽しみと不安を同時に覚えつつ、よい子に育ってほしいので、取材をして栄養をたくさんとる。途中、つわりに襲われる時期もある。最初は異物だけど、だんだんかわいくなってくる。
 よく、出産の痛みはすぐに忘れるというが、そこもまさに似ている気がする。だからまた次も書こうなんて思えるのだ。

 ともあれ、次回作品はまだ生まれたばっかり。
 どう育てていくかが、これからの問題だ。これからどんどん、別人のように変わっていくことだろう。でも、作品に仕込んだ遺伝子は、忘れないようにしたい。

 次回公演に関わってくれる方々、どうぞよろしくお願いします。

 
 7月7日(木)
 今日は七夕。
 それとは関係ないが、シアターコクーンに大人計画のミュージカル「キレイ」を観に行った。松尾スズキの舞台を観るのは初めてだったので、楽しみにしていた。
 休憩15分を挟んで3時間半あまりにも及ぶ長い作品だった。前半は、ちょっとよく分からなくて、でもまわりのお客さんは内輪ウケ的に盛り上がっていたのでちょっと引いていたが、休憩後の後半は、どんどん引き込まれて観ることができた。
 全体的には、雑多なゴージャス感に満ちていて、でも根底にはしぶとく根強い優しさというか、何ものをも受け入れてしまうような優しさが流れているように感じて、見終わった後はなかなかいい気持ちだった。
 それにしても、なんというか独特な空気感。ごちゃごちゃしてて下衆なのに、ふとした瞬間崇高で優しい。それが松尾スズキ流なんだろうか。

 
 7月4日(月)
稽古場公演、終了〜♪

 昨日、気球計画初の稽古場公演を行った。
 ダブルキャストで、しかも10回の稽古で創るという基礎稽古ならではの強引企画だったが、そこは毒舌演出・ユージンが本領を発揮して、みんなを上げたり落としたりしながら、どうにか本番までこぎつけてくれた。私にも、彼の10分の1でも、毒舌の才能があるといいのだが。
 
 今回の稽古場公演で、私はA・Bチーム両方に出演させてもらい、Aでは野上貴理子、Bでは都築博花を演じた。博花は、晶子さんとのダブルキャスト。両方とも全然違うタイプの役で、どっちも楽しめた。
 最初のうちは、なにしろ時間がない〜!という状況でどたばたしていたけど、途中からだんだん集中力が高まってきて、感情芝居ならではのキモチよさを味わいながら芝居をすることができたと思う。自分の芝居のくせや課題を意識できたこと、大きな収穫。また、ふだんは演出している役者たちと共演してみて、同じ板の上に立ってみて初めてわかる特徴もあったし、役作りの仕方にもそれぞれ特徴があるなあとあらためて感じた。それは、次回公演の稽古のときに生かせると思う。そして、そもそも根本的に、どんな演技に自分が惹かれるのかとか、根本的なことをあらためて感じた稽古期間だった。
 
 発表会には、あんまり手広く声をかけなかった割には、思いのほか多くの人が見に来てくれた。お抱えカメラマンの乙間さんはじめ、気球とゆかいな仲間たちのみなさん、ユージンのお客さま、そしてたまたま殺陣教室もお休みだったので、赤池師匠はじめ殺陣メンバーズまで見に来てくれて、飲み会もにぎやかだった。飲み会で劇団員は一人ずつ言葉を言ってもらったのだが、みんな「精進します」みたいなコメントだったのがなんか面白かった。あ、いや、今一番精進しなきゃならないのは私なのですが。。。本。。。ね。稽古場公演も終わったしね。。。

 では、以下、写真にっき風に稽古場公演を紹介。
 

 音響用MDの作成に一生懸命な忍ちゃんと、今回オペを担当してくれたセレブ和世。少ない稽古回数でもしっかりオペをやり遂げた和世さんの落ち着きっぷりは、やはりセレブという他はない。

 衣装合わせに余念のない、演出ユージンと、化け猫やつはし役のマヤちゃん。
 衣装合わせと言えども当日なので、足りない衣装は、追いはぎに奪われるごとく、誰かが着てきた洋服をスライド。
 ちなみにマヤちゃんはネコの役などしなくても、もともとネコ顔だ。

 ダブル博花。
 ふたごみたいでしょ?
 ちなみに手に持っているのは応援団として連れて行ったリサとガスパール。
 まるで私たちのようにふたごな2匹。秦くんにもだいぶいじられちゃいましたが;;
 
 貴理子シフト。
 ここぞとばかりに、ふだんは着ないような衣装を着てご満悦。
 乃維ちゃんとの共演も久しぶりでなつかしい&楽しかった♪
 

 博花シフト。
 稽古するにつれ、博花に近い気持ちだったころのことをいろいろ思い出し、ふつうに泣けそうでした。
 裕子ネコは天使のようで、いつも癒されてました。
◆◆◆ 
 私は、けっこう凝り性なので、しばしばマッサージへ行く。
 普通のマッサージはもちろん、リフレクソロジーや、中国式整体、鍼などもやったことがある。施術者の上手い下手はどうしてもあるけれど、やはり人の手のぬくもりや圧力には、癒されるものだ。

 今日、なんだか体が張ってだるかったので、初めてのマッサージ屋さんに入ってみた。
 そのマッサージ師の方は、気功に詳しいらしい。私はマッサージされながらいろいろ話すのは好きじゃないんだけど(たいていは眠ってしまうし)、今日はずいぶん話をした。
 はじめに、背中を指圧しながら「けっこう体力ありますね。これはプラスの凝りです」と言うので、「プラスの凝りとか、マイナスの凝りとかあるんですか?」と聞くと、プラスの凝りはグミのように弾力があり、マイナスの凝りは泥のように沈む湿った感じがするのだと言う。私の体はやたらとエネルギー(気?)を発しているらしく、つぼを開いてうまくそのエネルギーを流してあげないと、体の中に鬱積して凝りとなって表れるらしい。さらにマッサージをしながら、血液型や、ビール好きなことまで言い当てたり、「気が外に出ているタイプなので、人に影響したりすることが好きでしょう」とか意味深なことを言ったりして、気の流れでそんなことまで分かるのかとびっくりしてしまった。私の場合、背中が張るのも目が疲れるのも、パソコンのせいだと思っていたけど、エネルギーの流れが滞留しやすくなっているのだそうだ。おまけに、池袋には大地のエネルギーがかなり強力に渦巻いており、渋谷は逆に人のエネルギーが充満している街なのだそうで、街は街でもなんとなく合う街と合わない街があるのは、自分の持っているエネルギーの流れと合うかどうかによるらしい。そんなこんなで30分もマッサージをしてもらったら、だるかった足や目が本当に軽くなったのでびっくりした。
 演劇をやっている人には、気がオーバーフロー気味な人がしばしばいるらしい。私は気功とかよく分からないけど、自分の中にぐあーっと衝動的なものがにじみ出てきたり、やたらとテンションの上がるときはたしかにあるので、今日の話はなんとなく納得した。気功というと、たまに行きすぎて神がかり的になっちゃう人もいてコワイけど、ときどきエネルギーコントロールのためにもここのお店には通ってみようかな。ヨガとかやってみるのもいいみたい。
 今日の凝りはきっと、昨日の稽古場公演で使ったエネルギーの残り香みたいなものだったのだろう。

 
 7月2日(土)
 今日は朝から美容院へ出かけた。わざと早い時間に予約をしたので、早起きできて、一日が長かった。
 行きつけの美容院は横浜の元町にあるので、帰りに一人で散歩。
 元町から坂を上り、お気に入りのコースで、外人墓地から港の見える丘公園へ。
 なんだかとっても海が観たかったので、そのままフランス山公園を抜けて(しばらくぶりだったけど、ずいぶんきれいになっていた)、山下公園へ。今日はいい天気だったから、ずいぶんにぎわっていた。
 いろいろ物思いにふけりながら歩いていたら、山下公園をはしからはしまで歩いて、馬車道のほうまで来ていた。途中、喫茶店に入って、持ってきたパソコンで本の続きを書いた。

 
◆◆◆
 
 今月末に、知り合いの結婚パーティーに招かれている。私のまわりの人はほんとにあんまり結婚しないので、お呼ばれはちょっと久しぶり。
 今までは、何かというと振袖を着ていくことが多かったが、そろそろ振袖というのもどうなの?ということで、今回思い切ってドレスを買ってみた。
 色は黒と決めていたのだけれども、地味すぎず、かつ長く着られるデザインのものを探した。すてきなドレスがたくさんあって迷ったけれど、結局店員さんイチオシのビスチェタイプのドレスに決定。着るのが楽しみだな♪

 あっ、そうこうするうちに、明日はもう稽古場公演じゃないかー。
 美肌のために早く寝なくては。おやすみなさい。

 
 7月1日(金)
 さて、今日から7月。
 本日より、気球計画のホームページが、お引越ししました!これで、ポップアップ広告からも解放されます。これもホームページ部長・水野の努力の結晶。今まで私が乱雑に作ってきたホームページをきちんと整理し直して、ちょっとずつお引越ししてくれました。いやはや、ほんとお疲れさまでした。
◆◆◆
 今朝がた、おとなのADHDについてテレビで特集をやっていたので、思わず身支度の手を休めて見入ってしまった。
 ADHDとは、日本語に直せば「注意欠陥多動性障害」のこと。ここ数年、授業中座っていられないとか、集中できないといった子どもの中に、この障害を持った子どもがいることがよく知られている。しかし、この障害は子どもだけのものではなくて、おとなになっても症状が軽快せずに、困っている人がいるらしい。テレビに出ていたのは45歳の女性の例だったが、その行動の特徴を聞いて、びっくりした。
 @切符をなくしたり、しまった場所を忘れたりすることがしばしばある。
 A基本的に忘れ物が多い。
 B人ごみを歩いていると、小走りに前の人を追い抜いたりする。
 C待つのが苦手。
 D部屋の片づけが苦手。
 E片づけがルーズなので、思わぬところからお金が出てきたりする。
 全部該当してしまう。。。
 持ち物がかばんの中で迷子になっておたおたすることは日常茶飯事だし、携帯電話や定期券もすぐ忘れるので玄関のホワイトボードに書いてあるぐらいだし、たしかに人ごみの中で小走りになるし、待つの嫌いだから行列のできる店なんか行かないし、部屋はたいてい散らかっているし、意外なところからお金が出てきて「ラッキー☆」とか喜んでることがある。
 う〜む。前からそうじゃないかとは思っていたけど、これって「障害」だったのか!?私の場合、一見落ち着いているように見えるし(頭の中で全然違うこと考えてることはよくあるけど)、仕事場はわりと片付けているし、子どものころ立ち歩いたりもしなかったので、まあ忘れ物して自分が困るぐらいのものでそんなに不便はないけれど・・・そう考えると、「障害」の線引きって難しいなあ、と思った。