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 5月31日(火)
 昨夜はめずらしく10時過ぎには寝てしまい、いい夢ばかり見て朝から幸せな目覚めだった。目覚めたとたん、すでに楽しい気分で最高だった。こんな日もあるんだなあ。いい睡眠ってやっぱり大事だなあ。
 
 今夜は稽古だった。仕事帰りのユージン到着を待ちつつ、基礎稽古を行う。今回の基礎練では、「りん太郎タイム」と勝手に名づけて、ちょっと難しいインプロなどを行っている。私は基本的に参加しないで、演出に徹している。役者一人一人の特性や、そこに生まれる空気感などをあらためて見極めるためだ。私は基本的に本読み開始からキャスティングまでが約1ヶ月ぐらいかかって長いのだが(役者のみなさんゴメンナサイ)、10月公演に関してははそれほどの時間が取れないかもしれないことと、自分自身の演出としての資質をもう少し磨きたいため。作家を兼ねている演出家は、どうしても自分の作品が立体化するだけでかなりの充実感があるので、今までも演出としてもっとできたはずのことがたくさんあると思う。そのへんを、次回はもう少しレベルアップしていきたいのだ。
 ユージン到着後、「渚橋」の稽古に入る。何しろ稽古回数が限られているうえに、ダブルキャストなので、1チームが1シーンにかけられる時間は実にわずかである。当然ながら、「すぐセリフ入れてきて」状態になり、必死になって台本に目を凝らすのもまた楽しい。
 今回の稽古場公演では、今のところ、晶子さんと私がA・Bチームでそれぞれ入れ替わりで同じ役をもらっている。でも、同じ役・同じセリフでも、人が違うだけで全然違ったキャラクターになるし、これからセリフも入ってもっと芝居が仕上がってくればその違いはいよいよ大きくなりそうで、なんだかおもしろい。人数合わせのためのダブルキャストは稽古の手間が増えるぶん、あまり得策とは思えないが、前向きな意味でのダブルキャストをいつか本公演で取り入れてみたいな。そんなふうにこっそり思った。

 
 5月30日(月)
 今日は世にもすばらしい平日休みの一日。でも、いつもと同じ時間に家を出て、東京地方裁判所へ。もちろん裁かれに行ったのではなく、傍聴しに行ったのである。
 前々回公演の本書き&稽古中にしばしば訪れていたが、あれ以来平日休みの日がなかったので、こうして裁判所で一日を過ごすのはおよそ半年ぶり。前に来たときは芝居作りのためだったけれど、今回はただ自分のために。というか、あの頃、裁判について調べたり傍聴したりしたことが、私にとってはとても大きな経験だったので、単なる芝居のためのマイブームだったことにはしたくないのである。裁判に限らず、芝居をやっていると、一生出会わなかったかもしれない世界のことに触れて、興味範囲が広がる。それを一時のものにしてしまうのは、せっかくの出会いを無にするようでもったいないと思う。何らかの形で、自分の中で生かし続けていきたいと思うのである。
 今日は、それほど大きな事件の公判はなかったが、いろいろな事件を見ることができて考えさせられた。また、私と同じように傍聴めぐりをしている物好きな人(!)が他にもいて、あちこちの法廷で行き会うので話をするようになった。昼食から午後の傍聴までをご一緒し、合間でいろいろと感想を話したりして、思わぬ傍聴仲間(?)ができてなんだか楽しかった。

 さて、もうすぐ6月。
 私の中では、6月は執筆月間である。・・・になるはずである。
 今回の「Forget me not」で私が取り組みたいテーマは、とても重たい。自分でもどこまで書ききれるのか、いささか恐ろしい。でも、絶対に書こうと思う。挑戦しない創作なんて、舞台に乗せる前に腐ってしまうのだから。

 
 5月29日(日)
 昨日から、気球の稽古が再開した。今回は、活動休止中もなんだかんだとみんなに会う機会があったので、そんなに久しぶりのつもりじゃなかった。でも、稽古場で稽古を仕切ったり、体を動かしたりしてみると、たちまちちょっとなつかしい感覚になって、「ああ、しばらく稽古を離れていたんだなあ」と実感できた。新しい顔ぶれも加わり、新鮮な感じで稽古再開。
 前にも書いたが、今回の基礎練中に、ユージン演出で稽古場公演「渚橋」を作り上げることになっている。昨日は2回ほど読み合わせを行い(すでに半立ちにて)、全体の雰囲気をつかんだ。ユージンは初めての演出で「疲れた、疲れた」と言っていたけど、いい感じの演出家ぶりだった。自分が演出しているときはどんなもんだかわからないけど、人の演出を見るといろいろと学ぶことが多い。今回は、役者としても楽しみつつ、演出としても次回に生かせるものを身につけていきたいと思う。稽古場公演とは言えども、集中して取り組みたい。ていうか、そうしないと、次回公演でダメ出しできなくなりそうだからなあ。。。
◆◆◆
 稽古後、Gooday Co.の公演「Exhibition」を観にみんなで西荻WENZスタジオへ。軽妙なすべり出しの中に重たいテーマをたたえた、グッデイカラーな作品だった。本を書く人はみんなそういうものかもしれないが、サカタ氏は一体いつああいうことを考えているのだろうか。いつか頭の中を見てみたい。
 また、芝居のあとに主題歌を作ったatsukoさんのミニライブがあった。言わずもがな、please,deep sleepに出演してくれたお姉さまである。「8年ならまだいいわ!!」と周囲を縮み上がらせていた恐ろしさはどこへやら、歌うatsukoさんはとても優しくて色っぽくて、でも情熱がたぎっていて、本当にすてきだった。聴いていて、涙が出そうだった。

 
 5月26日(木)
 とってもいいことがあったので、さっそく書いてしまう!

 セレブ和世の入団が決定しました〜!
 セレブ和世というのはもちろん通称で、山村和世さんのことだが、みんなのセレブ捕獲計画が功を奏し、このたび入団の運びとなった。
 和世さんといえば、気球との付き合い始めは、第3回公演「恋愛メニュー」までさかのぼる。お隣の意気のいい主婦を熱演。以来、第5回公演では殺人犯という最もディープな役、そして先日の第6回公演では静かだが存在感のある大人の女性を演じた。こうしてあらためて振り返ってみると、毎回ずいぶんと違うキャラを要求しているなあ、私。もちろんそれだけ幅の広さを期待できる役者さんでもあり、いろんな和世さんを見たいからなんだけど。
 和世さんとの最初の出会いは、まだ気球計画を立ち上げる前。私が、劇団マスターキーの稽古場で出会ったのが始まりだった。私たちはほとんど同じ時期に稽古場を訪れ、旗揚げ公演で共演させてもらった。あれから3年半、客演として、また「気球と愉快な仲間たち」として(よく考えてみると、過去2回の愉快な仲間たちツアーに両方参加している劇団員以外のメンバーは実は和世さんだけ)、なにかと一緒に活動してきた。そのうえ、入団を決意してくれるとは、出会ったころには本当に予想もしなかった展開である。
 これで、気球計画の役者陣は女性4名・男性3名と合わせて7名になった。またこの7名は、いずれもキャラがかぶってないところがすごい。というか、演出的にうれしい。ますます気球がパワーアップしそうな予感!

 あ、もちろん新規メンバーはまだ募集中ですよ♪こうして長く関係を育てていけるような、新しい出会いにも期待しております!
 
 
 5月25日(水)
 今日は、仕事帰りに晶子さんと西荻WENZスタジオへ。Gooday Co.の公演に、仮チラシを折り込ませてもらうためである。今回の仮チラシは、晶子さんが作ってくれた。今はまだ仮チラシの段階だけれども、きっと気がついたときには小屋入り前日だったりするんだろうな。あ、その前に、本ね。。。
 WENZと言えば、第2回公演でお世話になったなつかしい劇場。一度使った劇場というのは、いつまで経ってもどこか特別な場所である。折込をしていたら、制作のまどか氏が、「気球がWENZ使ったとき、どうでした?」と話しかけてきた。「う〜ん、二度と使いたくないと思った」と、正直に答えてしまう。「やっぱり・・・」と苦笑いしていたところを見ると、やはり今回もなにかと大変だったのだろうか。
 今はもっと改善されているようだが、私たちが使った2年前は、仕込みに2日間もとっていたのにそりゃあもう大変だった。そもそもこの小屋はフリースペースなので芝居用にはできていない。そのため、楽屋も客席も自分たちで作らなくてはならないし、備品も決して十分とは言えなかった。なにしろ、暗幕一つとっても、記載どおりのサイズじゃないし、枚数も足りないのだ。あのときは、本当にいろいろな人の手を借りて、どうにか舞台を作り上げたのだった。・・・まあ、くどいようだが、あのころに比べると今はずいぶん改善されたようだ。技術系をどんどん自前で持ち込んで、美術も独自に作りこんでしまう覚悟さえあれば、やはり魅力的な小屋には違いない。そのうえ、駅から徒歩2分と立地がよいのと、劇場そのものはきれいで広々としているので、いまだに小屋探しの時にはひとまず空き状況をチェックしてしまうのである。いつかまたお世話になることがあったなら、ここでしかできない奇抜な舞台を作ってみたいものだ。

 折込のあと、晶子さんと飲んだ。久しぶりの、オトナ飲み。あれやこれや話しながらビールが進んだ。でもだいじょうぶ。今日は転ばない。
 
 
, 5月24日(火)
 痛い。
 転んだ。
 痛い・・・。
 この大雨降りの中、傘を持っていなかったので、ダッシュで走ったのがいけなかった。路上でサンダルが滑ってみごとにすっ転び、すり傷&打撲プラスびしょ濡れ。こんなに派手に転んだのは久しぶりだ。中でも痛いのは右ほおの挫傷!私って、とっさに手が出ない運動神経なのかしら。。。明日あたりにはもっと腫れているんだろうな。明日会うみなさん!私の右ほおの傷は、決して誰かに殴られたのではありません!ぅぅ、いたいよう・・・。

 転ぶ前だが、今日は、父と二人で飲んだ。
 最近の日中関係や外交問題、政治問題などで盛り上がった。父はその辺のことに詳しいので、ひとたび水を向けると「独演会はよくないよなあ」と言いつつ、熱弁モードに入る。私は恥ずかしながら歴史に関する知識は受験勉強止まりなので、ほとんどは聴き役。日中の歴史についてなにか問われても、街角インタビュー程度のことしか答えられない。しかし、歴史のバックボーンが分かると、現代の外交問題もずいぶんと意味深になってきて、興味深い。なおかつ、国民の意識をコーディネイトしようとする政策も透けて見え、私なりに気持ちを引き締める。どんな大きな外交問題も、結局は一人一人の人間の判断に発するのだ。
 世の中には、私がまだまだ勉強不足なことがたくさんある。もっと幅広く世間に通じていたいし、どんな問題についても自分なりの意見を言えるようになりたい。そう考えると、時間がなおさら貴重に思える。好きなことに没頭することも大事だが、ふと身を引いて世界を眺めたり、となりの畑をじっと見つめてみたりすることも大切なのかもしれない。

 5月23日(月)
 仕事帰りに高円寺で友達と会い、カフェめし屋さん「AND’ON」でごはん。初めて入ったお店だったが、おしゃれでおいしくて、しかもリーズナブルだったので、満足♪高円寺にはいろいろとおしゃれなお店があるけど、女性一人でも気兼ねなく入れそうな雰囲気は貴重。今度、本でも読みながら、ひとりでまったり過ごしてみたい。高円寺というと、最近じゃもっぱら稽古帰りに入る居酒屋ばっかりだったからなぁ。
 久しぶりに会った友達は、7つ年下の彼氏ができたそうだ。「たまたまタイミングがよかっただけ」とさばさば語りつつも、とても楽しそう。昔、片思いの相談とかをし合っていた頃を思い出すと、ああ時間が経ったのね・・・という実感はあるが(あの頃じゃ7歳年下と付き合うことなんて絶対にありえない)、今となってはもうおたがいいいオトナなので、恋愛を語ってもベタベタしなくてちょうどいい。
 
 5月22日(日)
 おとといの夜、新宿で「第2回演劇人飲み会」(今、勝手に命名)を行った。要するに、芝居仲間が集まって飲もうという、そのまんまの飲み会である。今回集まったのは、はなまる大作戦から代表のはなまる氏、作・演出の面高氏をはじめ5名、劇団ココロ×ココロから代表ののむらそうし氏、はりうねえさんとその相方のおねえさま、そして松田凛。計4集団にまたがる面子で、初顔合わせもたくさんいたが、いろいろ話して盛り上がった。特に、面高氏とはゆっくり話したことがなかったので、同じ作・演出同士、いろいろと話ができて、とても勉強になった。また、4集団集まるとそれぞれに雰囲気や課題も違って、共感することもあったり、参考になることもあったりしておもしろかった。人と関わることによって、自分のこともよく分かるような気がする。今回参加できた人も、できなかった人も、よかったらぜひまたご一緒に!
◆◆◆
 今日は、久しぶりにどっぷりと休日らしい日曜日だった。
 お昼前にサンダルやっこ氏と待ち合わせて、明治公園のフリーマーケットへ行く。いい天気だったので、着いたときにはもうけっこうな人出だった。
 私たちは昔からフリーマーケット好きだ。いろんなところのフリマを見に行ったし、一緒にお店を出したこともある。フリマというところは、今どきのかわいい女の子から、明らかに怪しげなものを売っているおじさんまで本当にいろいろな人がいて、お買い物はもちろんだが、人間観察をするのもまた楽しい。今日は夏物の洋服をいくつかゲットした。しめて2150円の納得ショッピング♪。
 途中、くたびれたので、屋台でやきそばとビールを買って一休み。サンダルやっこ氏はここのところ色に関する勉強をしていて、そのモニターとなって、リストの中から今気になる色を選び、判定してもらう。思った以上にいろんなことが的中していて、びっくりした。色には、人の心とさまざまに共鳴し合うパワーがあるらしい。
昼間、青空の下で飲むビールがどうしてこんなに
おいしいのか、誰か教えてくれませんか。
◆◆◆
 その後、一緒に四ツ谷に移動して、気球メンバーと合流し、荻くんの歌を聴きに行く。考えてみれば、2回も一緒に芝居をやったのに、カラオケですら彼の歌を聴いたことがなかった。
 初めて見た歌う荻くんは、とてもカッコよかった。稽古場でも舞台でも見たことのない顔をしていた。歌はもちろんうまかったけど、それだけじゃなくて、本当に歌うことが好きで、自分の中の大切なものを歌に傾けていること、一生懸命に伝えようとしていることがとてもよく分かった。本気を出している人間は、いつ見ても心に響く。
 ライブはセッションだったので、他の人の歌も聴いた。中には、全然本気が感じられなくて、何がしたいのか分からない人もいた。私は歌に関しては素人だけど、少なくとも、カラオケして徹夜明けで本番のステージに立つような人は、プロの歌手にはなれないだろう。自分の好きなことにくらい、本気で取り組めばいいのに。(というか、何に本気で取り組んでいるかによって、その人が本当に好きなことが分かるような気がする。)

 その後、みんなと別れてサンダルやっこ氏と新宿で鶏料理を食べながら、先日の公演のことをいろいろと話した。彼女は旗揚げ公演からずっと当日スタッフを手伝ってくれている縁の下の気球メンバーだ。彼女と出会った高校時代には、おたがいに将来こんなことをしていようとは想像もしていなかった。あれから何年もたって、芝居のことや仕事のことや生活のことを、とりとめもなく話せる時間はとても貴重である。ありきたりだけど、友達っていいな。
 再来週は、彼女とフリーマーケットに店を出す予定。衣替えがてら、売り物の準備をしなくては。いい天気になりますように。
 
 
 5月19日(木)
 新しいコンテンツが増えた!その名も「悠人の地雷日記」!なんてそのままのネーミングなんだろう!しかも、外装は間違いなく気球日記よりかわいらしい!ずる〜い!絵文字も多すぎる!う〜む、気球日記もリニューアルするかなあ。。。ともあれ、みなさまお楽しみに♪
◆◆◆
 今日は、麻布die pratzeへ、殺陣教室の諏訪さんが出演しているしずくまち♭の「穴ヲ食ベル」を観に行った。die pratzeへ行くのは、1月の公演以来で、なつかしかった。それにしても、大江戸線は深すぎる!
 芝居は、千秋楽がまだなのでネタバレになるようなことは書けないけど、生演奏と芝居のコラボレートが独特な世界観を生み出していて、おもしろかった。女性役を男性が、男性役を女性がやっていたけれど、それがコメディに見えたのはごく最初のうちで、あとは本物の男性らしさとはなにか、女性らしさとはなにか、と考えながら観た。私は生まれつき女だけど、私の女性らしいところってどこだろう?
 それにしても、die pratzeのすばらしいのは、借景ながらやはり東京タワーの夜景。きれいなものって、何度見ても見飽きない。

 
 5月18日(水)
 ホームページをリニューアルしてみた。
 公演が終わってしばらくたったので心機一転と、今後ますます活動の充実をはかるために、まずは最初の一歩として。まだ工事中のところもありますが、今後とも気球のホームページをよろしくお願いします!
◆◆◆
 昨日は、桜井さんと飲んだ。殺陣教室のたびに結局毎週飲んでいるのだが、サシで飲むのは久しぶりだった。めあての吉祥寺いせやが臨時休業だったのは残念だったけど、とりあえず居酒屋に落ち着いて乾杯。先日の公演の話や、殺陣教室の話、今後のおたがいの創作活動の話がいろいろできて、楽しかった。次の本に向けて、ようやく少しエンジンがかかった気がする。ぶるるるる・・・。
 だいぶ酔っ払ってきたところで、桜井さん行きつけのバーへ。ここは、夫婦なのか親子なのかよく分からないマスターと女性がやっている小さなお店で、おしゃれでもなんでもないが、レトロな雰囲気がなんとなく居心地よい。昨日は太刀魚の塩焼きがめちゃめちゃおいしかった。
 するとそこに、昔桜井さんと一緒にボランティア活動をしていたころにお世話になった、岡倉氏が現れた!この方は歌の先生で、当時熱心に合唱の指導をしてくださったのだ。わぉ〜、何年ぶりだろう!ゆうに7年は経っているはず。岡倉氏は音楽だけでなく写真の方でも才能を発揮されているそうで、すばらしい海の写真が店にも飾ってあった。ひとしきり懐かしく盛り上がったところで、おじさま二人を残して私は店をあとにする。おじさま同士で、とっぷりと語り合いたいこともあるはず。

 それにしても、7年なんてあっという間だったなあ。今から7年後には、いったいどうしているんだろうか。
 
 5月16日(月)
 先週は、ずっと原因不明の咳に見舞われ、一緒に鼻血が出るほどの鼻水に襲われ、私にとっては珍しく体調不良な一週間だった。仕事で会ったお医者さんからは「そのかぜ、はやってるよ。みんななかなか治らないよ。これから熱が出るよ。」と不気味な予言を聞かされる始末。くわばら、くわばら・・・。

 先週土曜日、第6回公演の劇団員反省会&ミーティングがあった。
 今回からメンバーが増えて劇団員は7名となり、ミーティングもにぎやかでうれしい。それぞれ今回の公演の反省点や、次回公演に向けての改善点、これから劇団の運営を盛り上げていくためにはどうすればよいか、いろいろなアイデアを出し合って、有意義な話し合いとなった。
 今は公演後の活動休止期間だが、そうこうするうちにもう2週間後には稽古再開となる。そして、1ヶ月あまりの基礎練期間を経て、次回公演の本ができる。らしい。と、たしかミーティングで聞いた。
 公演稽古期間に入ると、どうしても公演のことだけに集中してしまうし、何かと準備に追われる。だから今回は特に、基礎練期間を有意義に使いたいと思う。公演前にはできない基礎的なことや、新しいトレーニングなどに、積極的に取り組んでみたい。役者の演技力もそうだけど、私も、次回公演に向けて自分の演出力を高めるためにもっとチャレンジしてみたい。
 そして、この基礎練期間中に、ユージン演出で稽古場公演を1本作ることになった。私も出演できるらしい♪そう言えば、当たり前だけど私って、気球では役者やったことないのよねえ。乃維ちゃんと昔共演してた以外は、「ええじゃないか」で秦くんとちょっぴりからんだきり。稽古場公演といえども、せっかくだからみんなでいい芝居を創りたい。
 
 昨日は、微妙な体調不良を押して殺陣教室へ。この先、2週間ばかり参加できないので、お休みしたくなかったのだ。昨日は半分ぐらいアクションで、半分ぐらい木刀殺陣。どっちもカッコよくできるようになりたいな。
 昨日から、今回公演にも出演してくれたまみちゃんが殺陣教室に本格的に参加。稽古後にみんなで飲みに行く。ここの飲みは、毎回いろんな話題でディープに盛り上がって楽しい。昨日は、先日のうちの公演の話になって、いろいろな意見や考えを聞き、とても参考になった。これからの気球の活動に生かせそうな内容もたくさんあって、そういう話をしてもらえることを幸せに感じ、ビールがおいしかった。
 
 最近、自分の中でちょっと心がけていることがある。それは、いろんな人とできるだけたくさん話すということだ。そんなことはまあ、取り立てて心がける必要のない人も多いと思うのだが。私は、リラックスしているとおしゃべりだけど、基本的に照れ屋で人見知りなので、なかなか人と打ち解けて話すことができない。時候の挨拶とか雑談とか何気ない立ち話とかが苦手だし、電話もあんまり好きじゃない。長電話できる相手は非常に限られている。中途半端な知り合いが多い場所は、そそくさと立ち去りたい。でも、いろんな人との何気ないコミュニケーションの中に教わることがたくさんあると最近感じる。直接言葉を交わしてみないと分からないこともある。労力や時間を惜しまず、多くの人と話をするようにしたいものだ。
 
 5月9日(月)
 昨日の殺陣の影響で、案の定からだ中がギシギシする一日。。。うう。まあ、翌日出ただけよしとするか。
 
 今夜は、おとなしく読書をして過ごす。島本理生の「ナラタージュ」。仕事帰りに喫茶店に入って読み始めたらハマッてしまい、迷惑がられながらも閉店ぎりぎりまで居座って読み倒した。
 そう言えば、恋愛小説を読むのって久しぶりだった。恋愛モノって、感情に余裕のあるときでないと読む気がしない。だから公演前後は無理。ここのところ、事件モノとかダーク系なものばかり読んでいた。その方が気持ちが戦闘体制になる感じでテンションが上がるのだ。
 この人の作品は今までも読んでいるが、今回は瑞々しい筆致に深みが加わったようで、なおさら読み心地がよかった。女子大生と、高校の演劇部顧問だった先生との恋愛を描いた作品で、主人公・泉のゆるゆるとした性格そのままにやさしい言葉で綴られているが、その底には痛々しいまでの情熱がにじんでいる。
 読みながら、高校生ぐらいのころの自分を思い出した。誰かを好きになると、ずっとこのまま変わらずにいたいと思った。でも、これから大人になる自分が(相手も)ずっと変わらないなんてことはありえず、自分でもそのことは分かっていて、どうすれば今この瞬間をしっかりと刻むことができるのか思いあぐねていた。
 忘れられない恋愛があるとするなら、それは忘れられないのではなくて、忘れたくないのだと思う。人は、どうでもいいことはどんどん忘れていくかわり、自分が忘れたくないことは何としてでも忘れない。人間は、いつも前向きに生きていくわけではない。ネガティブな意味ではなくて、忘れられないことこそ、自分をかたち作った大きな要素だと思うのである。

 さてと、ねむーい。もう寝る。今すぐにも寝る。
 
 
 5月8日(日)
みんなお疲れさま♪
 昨日、第6回公演の反省会も無事に終わり、いよいよひと区切りとなった。公演が終わって一週間しか経っていないけど、みんなちょっとずつ雰囲気が変わった気がして新鮮でうれしい。反省会の場で、ユージンが「実は帰国したときに入団してました」と入団宣言をし、佐藤忍ちゃんが新たに気球に乗ってくれることになって、祝・劇団員2名増!ここしばらく男性劇団員は秦くんしかいなかったので、一気に2人も増えて、いやー、よかった、よかった!
 あとは、劇団員ミーティングを残すのみとなって、今月末の稽古再開までしばし気球計画は活動休止となる。さびしいけれど、前回公演の稽古期間からほとんど休みなく公演体制だったので、この時間はとても貴重。いっぱい本を読みたい。いっぱい人と話したい。いっぱい芝居と関係のないことも考えたい。 
 
なんの儀式?
 
◆◆◆
 今日は、殺陣教室へ。稽古と公演でしばらく休んでしまったから、3週間ぶりだった。今日は、突き・蹴りのアクションと、木刀殺陣と両方の濃密な稽古。明日の筋肉痛は必至だが、体がGWボケしていたので、久しぶりに大汗をかいて、いいリハビリになった。休養も大事だけど、休みすぎるとやはり体のレジがずれる気がする。やっぱり私はせわしなく動いているぐらいでちょうどいいらしい。
 
 5月3日(火)
第6回公演「Heaven's door 〜 second edition」終了!
 第6回公演が無事に終了しました。
 ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
 そして、関係者のみなさまも、本当にお疲れさまでした。のべ13名の方々が当日スタッフをつとめてくださり、さらにバラシにも大勢協力してくれたので、前代未聞の1時間ですべてのバラシを終了することができました。本当にありがとうございました。
◆◆◆
 今回は初めての再演だった。
 そもそも再演ということは一度やってみたくて、作品を選ぶときに、第2回公演「Heaven's door」を選んだ。好きだからもう一度やってみたいという気持ちに加えて、あのころは演出としてもまだまだだったから今だったら何ができるかという挑戦でもあった。話の大筋は変わらないものの、初演よりキャストを5人増やしてリニューアルし、再チャレンジにのぞんだ。
 前回公演から3ヶ月あまり、キャスティングをしてからは2ヶ月しか時間がない中で創った今回の作品ではあったが、とても密度の濃い2ヶ月だったと思う。みんなでたくさん芝居の話をし、小屋入りしてからももっといい芝居にするために何度も話し合った。小屋入りしてから変わったセリフもあったし、回を重ねるごとに芝居が充実していった。劇団員をはじめ、客演の役者さんも含め、芝居に誠実で真剣な役者たちとの出会いに感謝したい。
 そしてスタッフサイドは、旗揚げ以来変わりなく音響を担当してくれているとまっちのほか、舞台監督&舞台美術をソマリ工房染谷樹氏に、照明を齋藤哲朗氏に、振付をクレイジー・モンキー・シアターの箕輪達昭氏にそれぞれ初めて依頼した。4人ともおだやか且つ頼れる人柄で、今回の作品を支えてくださり、またご一緒したい方々ばかりだった。何しろ、気球計画は主宰の私がほとんどADHDなので、落ち着いたスタッフには本当に救われる。

紅一点です、一応
◆◆◆
 さて、まだ公演の余韻も冷めやらぬ中ではありますが、気球計画の次回公演は、10月8〜10日、シアター風姿花伝にて予定しております!今回のアイピット目白に続いて、シアター風姿花伝もまた、一度は使ってみたいきれいな劇場です。
 なにしろ、今回の作品が再演だったため、前回のdeep sleep以来、約半年にわたって、新作を書いていません。書きたいボルテージはじわじわと上昇しております。どうぞみなさん、お楽しみに♪
 (と、自分にプレッシャーをかける松田でした。。。)