過去の日記へ
 気 球 日 記
 9月30日(木)
 
 最近、いろんなことがあって、なんだかおもしろいわ〜と思う日々。やっぱり、やりたいことには体当たりでぶつかって、楽しく生きていくのがよい。勇気は必ず報われる。
◆◆◆
 今日、仕事帰りに新宿でお買い物。ゆっくり買い物するのも久しぶりだったので、なんだか新鮮だった。買ったものをいくつかご紹介。
 その@。来年の手帳。
 早い、早すぎる、たしかにそのとおりだ。でも、もうお店にはたくさん2005年版手帳が並んでいたよ。この時期になると、来年の予定とかをおおまかに考えたいのに、手帳は12月で終わってしまっていて使えない。これで来年の予定も立てられるというものだ。それに、今はまだ売り場もガラガラなので、ゆっくり選ぶことができた。年末のあの混雑の中で一年間使う手帳を選ぶのはいやだしね。
 そのA。帽子。
 私は帽子が似合わない女性ランキングでかなり上位にいける自信があるので、最近まで興味がなかった。だが今年の夏、豪商の娘は日焼けしてはいけないと思って(でもやっぱり焼けちゃったけど)、つばの大きな帽子をひとつ買ってからというもの、ちょっと帽子ファッションが気に入ってしまった。帽子を目深にかぶると、私の顔の2大特徴である、広すぎるオデコと大きすぎる目が目立たなくなるからだ。街を歩いていても、別人になったような、まるで変装しているかのような、匿名な感じが楽チン。みなさんはそんなことありません?
 そのB。台本用の紙。。。
 まだ全部できてないんだけどね。ほら、外堀から攻めないと。つくづく、私はコツコツ型とはほど遠い。あらゆる逃げ口上がなくなって、切羽詰ってこそようやく身が入る。

 というわけで、今日も今日とて本を書く夜。
 明日は、貴重な平日休みが取れる日なので、次回作品の取材のために某所に一日こもる予定。どんな一日になるのか、楽しみだ。
 
 
 9月26日(日)
 
 昨日、リバーサイドの反省会(と称した飲み会)があり、これにてひとつのプロジェクトが終了した。一週間ぶりにみんなに会えたうれしさと、これでいよいよ一区切りとなってしまうさびしさとで、気がつけば朝まで一睡もせずにずっと飲み続けてしまった。いやあ、今朝はここ最近にないほどの頭痛。。。

 さて、いよいよ次は、1月の気球公演に向けて走り出さなければならない。まず越えなければならない山は、脚本書きだ。テーマや構想はだいぶ前からかたまっていたが、結局、客演に集中しているうちに夏休みも終わってしまったので、必然的に日常生活の中で執筆活動に取り組む日々・・・今までは、夏休みとか正月休みとか長い休みに集中して執筆することが多かったので、日常生活の中ではいまいちペースがつかめない。ま、分かっていたことなので、どうにかやるしかないんだが。
 まだくわしいことはこれからのお楽しみだけど、今回の公演は今までになくキャストの多い芝居になりそうだ。今までは7〜8人の芝居ばかりだったけど、今回は13人。それだけいると演出もどうなることやら、新しいチャレンジにわくわくする。おもしろい顔ぶれがそろいそうだし。
 おそれず、てらわず、大切なことを見つめながら、自分を信じながら、一歩一歩新しい創作の道を行くのだ。みんな、一緒に行こう。
 
 9月22日(水)

リバーサイド・アーティスト・プロデュース公演「ええじゃないか」終了!
 

 リバーサイド・アーティスト・プロデュース公演「ええじゃないか」が終了しました。ご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました。おかげさまでどの回もうれしい悲鳴が出るほど大入り満員で、幕を下ろすことができました。受付は気球メンバーズがばっちりつとめてくれましたし、その他にもさまざまな形で陰に日なたに協力してくださった方々、支えてくださった方々、本当にありがとうございました。

◆◆◆
 初稽古の日を、今も覚えている。あの日は稽古場に5人しかいなくて、役をとっかえひっかえしながら読み合わせをした。台本に出てくる人物がみんなそろって、芝居として形になるところなどまだまだ想像もできず、9月なんてずっとずっと先のことだと思っていた。でも、本番が近づくにつれて日々が過ぎるのが早くなり、小屋入りしてからの3日など、本当にあっという間に過ぎてしまった。
 今回の作品、私はとても好きだった。時代に翻弄されながらもしっかりと地に足をつけて生きる人間の強さが描かれていて、稽古を見ていても時々鳥肌が立ったり、涙が出たりした。ある意味男性らしい芝居で、私には書けない作品だと思ったし、そういう作品に自分が役者として関われることがうれしかった。
 私の役、三井千代は、豪商の娘役(推定年齢16歳・・・)で、シーンごとに成長していく役だった。その変化を表現するのが難しくもあり、またおもしろいところだった。初々しいとか、かわいらしいとか、ほんわかとか、恥じらいとか、どこにしまったか忘れた感じのキャラクターを引っぱり出すのに最初苦労し(汗)、追い込みに入ってからはディープなシーンをどう作り上げるかが課題になった。立ち回りがなかなかうまくいかなくて、あちこちにあざができたり、衣装がびりびり破けたりした。また、襲われた千代が啖呵を切るシーンは、最初はどうしても途中で泣きが入ってしまい、強さに欠けていた。ひとりになるまで泣かないという演出のもと、千代はだんだん般若になった。
 そんなこんなで、本当にどっと疲れる芝居だったけど、共演の役者さんから多くのものを学び、実りある公演になった。これを機に着付けをおぼえたり、殺陣を習ったりしたのも収穫だったので、これきりにしないで身につけていけるといいなと思う。
 最後に、一緒に今回の舞台を創りあげた共演者のみんな、すばらしくカッコいいダンサーのみなさん、スタッフの方々にあらためてお礼を言いたい。そしてなにより、この歴史を刻ませてくれたアゴ・・・じゃなかった、桜井正則氏に感謝。

最後のステージを前に、桜井正則氏と。
  
 9月18日(土)
 
 小屋入り。長い一日だった。
 まず、劇場に入って小屋の雰囲気のよさに感じ入る。ザムザ阿佐ヶ谷は、以前から一度使ってみたかった小屋。古い木を集めて作られた空間にしっくりとなじんで、落ち着く。
 今回は、私は制作も兼ねているので、小屋入りしてからもチケット予約の管理などこまごまとした作業に追われていた。今回、関係者の数が多いので、それぞれの予約のお客様を把握するだけでもけっこう一仕事。でも、ここ2〜3日でぐっとお客様の数が増えてきて、日曜日のソワレの回など相当混みそうな気配である。
 本番を明日に控えて、まだいくつか積み残し事項を残して今日を終えたが、明日にはきっといい芝居を舞台に乗せたいと思う。思い返せば6月3日、まだ気球の公演が終わってほとぼりも冷めやらぬころに、この公演の稽古が始まったのだった。いろいろなことがあったけれど、あれからの3ヶ月あまりの稽古と出会いを、決して無駄にはしたくない。きっといい芝居になると信じている。そう信じて、明日を迎えたいと思う。おやすみなさい。 
 
 9月14日(火)
 
 ベタ練、真っただ中・・・いやはや、毎日がてんやわんや。自分の中で、いろんなことが本番モードになっている。昨日から代表・桜井氏の決死の決断により、リバーサイドは禁酒期間に入ったので(と言っても16日まで)、今日はかろうじて意識があるが、ここのところ家に帰ると意識朦朧としながら洗濯をしたり、うっかりカラオケで目覚めてしまったりと、ステキにがけっぷちな日々だった。そんな中でもブログを更新し続けている秦くんはえらいよ。私なんかもう、職場と稽古場でしか明瞭な意識がないもの。
 今日は、最後の抜き稽古だった。出番の空き時間を見はからって、からむ相手と自主稽古したり、あらためてシーンについて意見交換したりする。もう、こんなことができるのもほんの限られた数日間だ。みんな、いいテンションで芝居に向かっている。個性的で魅力的な仲間たちとここまで一緒にやってこられて、本当にうれしい。みんなの芝居や才能に惚れ惚れとする稽古期間だった。そして、私にもきっとまだまだできることがあるはず。明日からは、毎日総通し、ゲネも含めてあと4回通したら、もうその次は本番だ。

 というわけで、いよいよリバーサイド・アーティスト・プロデュース公演「ええじゃないか」が今週末に迫りました。3連休の後ろ2日、いろいろご予定はあるかと思いますが、どんな予定よりもきっと損はさせません。受付では、気球メンバーズがお出迎えしてくれます。ぜひ、みなさま見に来てくださいませ!
 
 
 9月9日(木)
 
 今朝は珍しく早起きしたので、朝からパソコンに向かっている。
 前回の気球日記にも書いたが、先日の稽古で「幻覚カプセル」と「告知」の発表会をした。それぞれに一応衣装らしきものを身につけたりして、賢ちゃんにビデオを撮ってもらった。なんだかんだと言っても、やはり最後の発表会が一番うまくいき(私は人のセリフをがぶがぶ食っちゃったけど)、たまにはこんなプチ公演もいいな、と思った。goodayみたいに、実験工房でもやろうかしら。
 リバーサイド公演が終わるまで、気球の稽古は3回お休み。おとといはその最後の稽古だったので、稽古帰りに飲む(最後じゃなくても飲んでるけど)。次回公演のことやら、いろいろ話して久しぶりに深酒してしまった。しばらく会えないんだなあ、と思ってちょっとさびしくなってしまった。おまけに、居酒屋の店長も転勤するって言うし。うう。
◆◆◆
 先日、リバーサイドの衣装や小道具の買出しで、浅草へ行った。
 東京育ちのくせに、浅草の街をちゃんと歩いたのは初めてだったのだが、いろ〜んな店がひしめいていて、とっても楽しかった。和風なものを扱った店がたくさんあり、かんざし屋さんとか、和傘屋さんとか、手ぬぐい屋さんとか、見ているだけでも飽きなかった。外人向けのおみやげ用に、ナンチャッテな感じの着物が売ってたりするのも楽しい。こんど普通に遊びに来たいなー。そんで、揚げまんじゅうとか食べるんだ。

 リバーサイドは今夜からいよいよベタ練に突入。
 気球は本番前でも毎日稽古はしないので、ベタ練はサムライ公演以来かな。スケジュール的にはキツいけど、でも限られた期間のことなので突っ走るしかない。それに、私は今のどから手が出るほど稽古がしたい気分なのだ。日曜日の稽古から次の木曜日までの間が長くて長くてもう限界だった。あとは本番終わるまで、走り抜くのみだ。
  
 9月4日(土)
 
 気球日記をサボりまくっている間に、とうとう9月になってしまった・・・。あわただしいけれど、今年は夏の幕切れが潔くていい感じ。

 最近、気球の稽古では、基礎練の間に短編の脚本をやりながら、みんながいろいろな立場で芝居を作ってみよう、ということで、稽古をしている。なかなか、それに見合う短くて登場人物が少なくておもしろい、という脚本が見つからなかったのだが、愛ちゃんがいとうせいこうの「幻覚カプセル」という短編集を持ってきてくれて、その中から2つ、「幻覚カプセル」と「告知」に取り組んでいる。この短編集は、どれも短いコントなのだが、いわゆるお笑いというのではなくて、会話の妙がおかしい感じで、とってもおもしろい。
 演出は、「幻覚カプセル」は亜季ちゃん、「告知」は晶子さんだ。乃維ちゃんは「幻覚・・・」では役者、「告知」では音響。秦くんは両方役者だ。
 私は、「幻覚カプセル」では音響を、「告知」では役者として医者の役を演じている。最初はなんとなくくすぐったい感じだったが、やってみるとそれぞれの個性も見えておもしろい。音響といっても、選んできた曲をMDでかける程度だが、でも音のタイミングや曲の感じによって芝居も変わってくるので、ほぉ〜という感じ。ちょびっとだけど、なんでもやってみなくちゃわからないもんだ。役者のほうは、私はもらったことがないタイプの役(役が、というより演出が、かな)なので、やってて楽しい。それにしても、コントってのは間とかテンションがどうしようもなくモノを言うので、いい練習になると思う。
 今日の稽古で、いよいよ発表会だ。
◆◆◆
 先週、稽古のあと、富士急に続く「気球と愉快な仲間たち」ツアー第2弾として、としまえんの花火を見に行く予定だったのだが、台風が来ていてあいにくの天気だった。みんなで浴衣を着て、和世さんやタカヒロや啓介くんやおとーさんと合流してみんなで行くはずだったのに、結局流れてがっかり。花火部長・水野秦の日頃の行いが影響したのだろうか・・・。
 心残りなので、稽古終わりにみんなで浴衣を着て、大八へ飲みに行く。永福町に着いたら、ちょうど商店街の夜祭りを微妙な感じでやっていて、意味なく浴衣に身を包んだ私たちを慰めてくれているかのようだった。
 大八はいつものように、あったかくて美味しかった。特に、さんま。やっぱりもう秋なんだなあ。
 さ〜よ〜なら〜、な〜つ〜のひぃ〜。