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 気 球 日 記
 3月28日(日)
 
 2泊3日で、九州へ温泉旅行に行ってきた。
 たっぷり温泉につかって寝坊して・・・と思っていたら、なんと行く日の朝大寝坊!!8:20発の飛行機だったから7:30に羽田で待ち合わせしていたのに、起きてみたら6:35だった・・・。しまった、うかつだった・・・ああ、たしかに寝坊しようとは思っていたさ、でもそれは旅立ってからの話だろ〜!!間に合わないかも、と思いつつ、5分とたたないうちに家を飛び出して自転車を飛ばす。奇跡的に電車の乗継がよくて、8:00に空港着、なんとか予定の便に乗ることができた。同行の5名はそんなにあわてるふうでもなく待っていてくれたが、最初からいきなり迷惑かけてしまった。
 何はともあれ無事に大分空港に着いて、初日は由布院泊、2日目は黒川温泉泊。どちらも、のんびりとしてとてもいいところだった。ホテルの温泉に何度もつかり、空いた時間に昼寝した。「また寝てる!」「ほんとよく寝るよね〜」と呆れられながらも、暇さえあれば居眠りしていた。自分でもおもしろいぐらい眠気がおさまることがなくて、いくらでも眠れた。ここ最近の寝不足が、体の中に蓄積していたんだなー。そして、夜はもちろんよく食べ、よく飲んだ。けっこう飲み好きなメンバーがそろっていたので、昼食に、風呂上りに、夕食に、寝る前に、と結局ずっと飲んでいたなあ。
 そんなこんなで、今夜東京に帰ってきた。九州はとってものんびりできたけど、騒がしくてもやっぱり東京に帰ってくるとホッとする。今夜は自分のベッドで眠るぞう!ああ、気持ちいいだろうなあ。
 
 ま、たまにはこんなぜいたくもいいかもね。しっかりチャージしたぶん、明日からまたがんばります!
 
 3月25日(木)
 
 このところ、なんやかやと寝不足続きだったが、今日で仕事がちょっと一段落したので、ホッとした。
 明日から、職場の同僚たちと6人で旅行に出かける。由布院と、黒川温泉。温泉につかったり、寝坊したりして、3倍はきれいになって帰ってくる予定(当社比)。あー、でもまだ全然用意をしていない。っていうか、やる気がしない・・・そんなわけで気球日記を書いている。

 今週の稽古から、キャストが全員そろった。今までずっと代役を立ててやっていたブルー役に紘平くんが入り、いよいよどのシーンも全力でやれる。他の人に比べて紘平くんだけ稽古参入がだいぶ遅くなってしまったが、ぜひ一度出演してほしいと思って待っていた役者さんだ。もうすでにセリフの入り始めた人もいるし、大まかな動きなんかはだいたい決まっているけれど、一人が変われば芝居全体が変わる。今まで出来上がりつつあったものも、いい意味でかき回してくれたら、きっともっとおもしろくなると思う。
 私は、基本的に、台本は一応最後までできた状態でみんなに渡すけど、その後稽古が進む中で、どんどん変えていく。おもしろいアドリブはそのままいただいてしまうし、もっと見たいシーンは書き足していく。そういうことが、回を重ねるごとにだんだん柔軟にできるようになっている気がする。初回の頃は、本をほめられることがうれしかった。でも最近は、芝居を見せたのに本をほめられるってどうなんだ、と思うのだ。脚本は、芝居として生き物になるためのもの。一番カッコいい生き物になるように、テキストを変えていく勇気は必要だ。直しをいちいち周知するのがちょっとめんどくさいけど^^;)

 今日、本チラシが届いた。いつもながら、インパクトのあるチラシに仕上がった。デザイン担当のMINMINに感謝。今回はわりと余裕をもって仕上がったので、よかったよかった。
 ということで、そろそろ宣伝活動にも力を入れたいと思います。5月15日(土)・16日(日)、芝居を観るにはきっと気持ちいい季節です。で、きっと気持ちいい芝居になると思います。チケット発売は、4月1日からです。お近くの気球メンバー、もしくはホームページからもお申込みができます。ぜひぜひ観に来てくださいませ!劇場で熱烈歓迎します!
 
 
 3月21(日)
 
 今日は、昼・夜とハシゴで2本の芝居を見た。
 昼は、晶子さんと中野ポケットで劇団フライングステージ「Four Seasons U」を観る。この劇団の公演を観るのは2回目。ゲイをカミングアウトしている劇団だけに、芝居の内容もそういった内容だったが、構成や言葉がていねいで、楽しく観ることができた。特別ギャグが入っているわけでもないのにとても笑えるのは、会話のテンポがとても小気味いいからだろう。温かい気持ちになって劇場を後にする。
 夜は、今回出演してくれる服部紘平くんが出ている、グラサンパンツの「ドキドキレズ学園」を観に、新宿のサニーサイドシアターへ。今日は同性愛づいた日だなあ、と思いつつ、新宿の街を小走りに急ぐ。そして、この芝居は。いやあ、びっくりした。何がって、とっても変態だったからだ。下ネタ満載というか、裸も満載だったし、最前列の真ん中で見ていた私は目がチカチカしそうだった・・・。だがしかし、ここにこうして書いているのはなぜかと言うと、変態もあそこまで極まれば尊敬に値すると言うか、逆に目を離せなかったと言うか、とにかくすごいインパクトだったからだ。役者も、みんなすべてをかなぐり捨てている感じがした。どんな世界観でも、その世界観の中で一致団結・完結していれば、十分に存在できる。そんなことを思った芝居だった。

 さて、来週からいよいよキャストが全員そろう。楽しみである!うちの芝居は、下ネタはないけどね・・・^^;)
 
 3月20日(土)
 
 ここのところ公私共に忙しく、気がつけば気球日記も久しぶり。その間に、どうやら春が来たようだ。早くも桜は咲き始めているし。ああ、満開の桜の下でビールが飲みたい。

 先週の頭からひき始めたかぜがなかなか抜けずに低空飛行状態。でもこれは、不摂生な生活のせいで、分かってやってることなので、自業自得。なので、筋トレもサボらずに続けている。最近の稽古は、ダンスの練習が入ってきたのでけっこう体力的にハード。簡単なようでそうでもない微妙な振り付けにしてしまったので、あとはとにかく練習して合わせていくしかない。
 稽古を見ていて驚くのは、秦くんの上達ぶり。彼のダンスは、見るたびによくなっている。最初はどうなることかと思ったが(失礼!)、きっと陰で練習しているのだろう。ダンスによらず、今回彼は初舞台ながらとても意欲が高いので、どんどん変わっていくと思う。
 彼を見ていると、芝居でもなんでも物事がうまくいかないときには、結局一番大きな壁となるのは自分の意識なんだろうなあ、と思ったりする。こうでなければならないとか、こうじゃなきゃ気がすまないとか、こういうもんだろうとか、なんでこうじゃないの?とか、これでせいいっぱいとか、それは無理とか。誰かに対して、なんでこうしてくれないの?とか思い出すともう最悪。そんなふうに、自分で壁を作ってしまうことのないようにしたい、とあらためて思う。

 先日、ある演出の方と飲んだ。9月に、一緒に芝居をする予定なのだが、その打ち合わせなど、いろいろなことを話した。やはり人生経験の分だけ洞察力が身についているのか、思わぬことを見抜かれたりして、やっぱり人生年の功だと思った。だがしかし、酔っ払いかたははるかに私の上をいくので、人間年齢じゃ分からない、とも思った。まあ、ADHD的なおとなって悪くないよな、と思うこのごろ。
  
 3月11日(木)
 
 今日はあたたかかったな。
 冬も好きだが、寒がりなので、あったかくなるとやっぱりホッとする。着るものも身軽になるし。自由に動けるような気がする。

 このところ、arpのアルバム「Everything is Beautiful」にはまり放題。
 このアルバムは、もりたくんがおすすめreportで紹介してくれていたが、先日、啓介くんが「2曲目のこれ、気球の今度の芝居に合うと思うんですけど」と言って聴かせてくれたのだ。
 これがまた。
 歌詞といい、メロディといい、歌声といい、脳にしみわたるよう。啓介くんイチ押しの曲は「Reborn」という曲だが、最初の方をちょっと聴いただけで、涙ぐみそうになってしまった。
 さっそく私も購入し、最近は目覚ましも移動中も、ひたすらarp。気に入った曲は飽きるまでひたすら聴き続けるのだ。

 今日の稽古で、Dear my Rangerの、全員のキャスティングを決定した。
 公演まであと2ヶ月ちょっと。他にはない、このめぐり合わせで、幸せな時間を創り出したい。いや、きっと創り出す。

 
 3月9日(火)
 
 今日も稽古。
 今日は、前半、ダンスの振付を行う。まだ全部仕上がっていないのだけど、やっぱり一人で踊るよりみんなで踊るほうが楽しいな。やりだすとはまってしまって、一時間近くみんなで踊り続けてしまった。そのあとの抜き稽古がなんだかいつも以上にテンション高かったのも、ダンス効果かもしれない。今日の稽古はなんだかとってもおもしろくて、私は演出そっちのけで爆笑していた。
 
 今日の稽古場は永福町だったので、稽古後は大八で飲む。とまっちの就職内定祝い、秦くんの無事帰国fromハワイ、賢ちゃんのサムライ公演お疲れ様などなど、いろいろなことを祝して乾杯。大八は、相変わらずおつまみの食べ物がおいしい。私の最近のお気に入りは「肉ともやしいため」。ああ、どうしてあんなにおいしいんだろう。
 最近、花粉症やら風邪気味やらで体調を崩している人がちらほら。今日は私も微妙に風邪気味だったが、ダンスをしているうちにだいぶ持ち直した。昨日、部屋の片づけでホコリだらけになったのがいけなかったらしい。明日からはまた絶好調でいきたい。
 
 3月8日(月)
 
 サムライ公演の疲れも2日ほどで解消し、最近すこぶる調子がいい。
 今日は、急に思い立って部屋の片づけを始める。とにかく物が多くてどうしようもないので(主に幅をしめているのは舞台で使った大道具)、リサイクル屋さんに来てもらい、いらないものを引き取ってもらった。それから、さらにいらないものを捨てまくる。1年くらい手付かずだった物は、しょせんあってもなくてもいい物なんだから、と割り切って、どんどん捨てる。それでも、ふと懐かしいものや、昔大切にしていたものが出てきたりして、ときどき手が止まってしまう。そして、思い切って捨てたり、やっぱりとっておいたり。まだ途上だが、だいぶ部屋が広くなった。めでたし、めでたし。
 
 先週の土曜日から、週末稽古は昼〜夜になった。13時から21時までの長丁場。全体を通して、おおまかな動きや立ち位置などを決めていく。今回、狭い舞台上に大勢出ていることがけっこう多いので、立ち位置の確認は大事。
 実はまだ男性のキャスティングを決めていない。すみません、引っぱりっぱなしで・・・でも、今週中には決めようと思う。でなきゃダメ出し(この言葉嫌いだけど)もできないし、女性陣のキャラも作りこめないだろう。
 明日も稽古。まあ、今はまだジャブ程度。ペース配分を考えながらがんばりたい。
 
 3月1日(月)
 サムライ公演、終了!
サムライの方々には、本当にお世話になりました。

 
 
 昨日・一昨日で、賢ちゃんと私が客演として参加したサムライアカデミー第9回公演「男と女の第9条」が終了した。ご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました!

 今回、稽古期間は決して長くはなかったのだが、私にとっては一回ごとに何かしら発見や深まりを感じられる稽古過程だった。初顔合わせの役者さんも多かったので、関係をゼロから作ることに始まった。はじめは自分の中でギクシャクとしていたことも、馴染むほどに楽しくなっていった。サムライの笑いのポイントは独特なんだけど、かめばかむほど笑えるようなおかしさで、稽古中もかなり笑いをこらえるのに必死だった。
 今回の役は、引出晴美という女性。友人の夫と駆け落ちして世界各国を逃亡したあげく、宇宙までも行ってしまう。感情をしっかり秘めているものの、かなり動きも激しくて、なんかいろんなものがあふれそうになって、全身打撲だった。ありえない人なんだけど、少しずつ自分をひもといていけば思い当たる感情もあって、ある意味うらやましいぐらいだった。
 ちゃんと舞台に立つのは久しぶりだったけど、今回ほど自由な気持ちで、演じることを楽しめたのは初めてだったかもしれないなあ。ここしばらく演出に徹していたことの反動が、開放感になったのかもしれない。客演で、一役者として参加していることは、やっぱりとっても自由だった。あとは、魅力的な共演の方々に恵まれたおかげである。

 昨日は結局オールで打ち上げ、まあ途中カラオケで私はだいぶ寝ていたけれど、それでも今日は一日へろへろだった。五感が死んでいる感じだった。まさに、生ける屍。う〜ん、でも明日からは気球の稽古も再開、私はまた演出に戻るので、屍ではいられない。勝手に稽古お休みにして客演にいそしむ主宰を、温かく見守ってくれた仲間たちのためにも。
 さよなら、晴美。大好きだよ。