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| 9月29日(月) |
今日、吉祥寺の駅で、号泣しながら抱擁している制服姿の高校生カップルを見た。おいおい・・・。まあ、いいか。人生の春なんだ、きっと。
ここのところ、愛おしい日々が過ぎている。
先週の金曜日、26日は、先週に続いてまた「ビューティフルサンデイ」を見に行った。これで二回目。ほんとはもっと見たいくらい。登場人物3人それぞれの胸のうちを想像するだけで泣けてくる。あの表情、あの苦しまぎれのセリフ。誰かを愛するがゆえに無理をする人間の姿は、滑稽で哀しい。今回はBUSSANと見に行ったのだが、やっぱりいい芝居を見た後のお酒はおいしい。調子に乗って利き酒セットとか注文したら、けっこう酔っ払ってしまい、帰りは足元が危うくて駅の階段で転んでしまった。ああ、はずかしい。
そして、27日は衣装合わせ。今回は映像や写真の撮影があるので、ふつうよりずっと早くすべての衣装を決めなければならなかった。そのうえ、芝居の中で日にちの移り変わりがあるので、全員早替えが多い。衣装の亜季ちんが、早くからプランを立てて、洋服集めに奔走してくれていたので、大まかな目途は立っていたが、いざ衣装合わせとなると、その光景はさながらフリーマーケットのようで、壮観だった(乃維ちんの写真にっき参照)。まったくもって、亜季ちんなくして今回の衣装はありえない。もちろん、亜季ちん本人が、ほとんど身ぐるみはがされそうな勢いで、衣装を提供してくれている。感謝感謝。
さて、翌28日はビデオ撮影。撮影メンバーは賢ちんさん、晶子さん、亜季ちん、啓介くん、乃維ちん、わたし。プラス、ゲスト出演のミネタ氏と合流し、舞台として使わせていただく栗林家へ向かう。栗林家は、都内の中心部にあるのだが、着いてみていやあ、たまげた。すごい豪邸!それも、昔ながらの日本家屋といった感じで、中は木の香りがほんのりとして涼しく、とても風情がある。そのうえ、部屋の中に転がっているぬいぐるみが、どう見てもプレミアがつきそうなテディベアだったりして、またまたたまげる。庭にたたずむ野良猫まで美猫。きょろきょろとあたりを見回していると、「あ、どうぞ・・・」と、はにかみながら賢ちんさんがぶどうとシュークリームを出してくれた。そのぶどうがまた、見たことのないような素敵なぶどうだこと。舌鼓を打ちながら、一同まずはまったりと栗林家の雰囲気に浸る。
それから外で撮影開始。亜季ちんお手製の表札をセットして、栗林家がしばし今回の舞台となる結城家に変身。暑い中、ミネタ氏には何度も撮り直しに協力してもらって、大変助かった。
その日の夜は、友だち6人が集まり、我が家で鍋パーティーを行った。この日の鍋は、いろんなきのこたっぷりのきのこ鍋。しかも手際のよい人たちがどんどん準備をしてくれて、家主の私は台所に入り込む余地すらなく、事務机の上でほそぼそとエリンギを裂く。まだ鍋には微妙に早いような気もしたが、やってみるとこれがとってもおいしかった。もう鍋の季節なんだなあ。
そしてはたまた今日は、乃維ちんの地元エリアに乗り込み、今回の映像に取り込む写真撮影。これがまた、ちょうどいい施設があったもので、町会の会合などに使う事務所を舞台にさせてもらった。平日の夜なので、なかなかぱっと集まれず、結局撮影を開始したのは8時過ぎだったが、怒涛のようにとりまくり、撤収時刻の10時には、必要なショットをすべて手に入れることができた。みんなの表情がすてきで、しまいにいろいろ悪乗りし始め、当初の予定にないシーンまで捏造して撮影してしまった。ああ、楽しい。
明日は、仕事のあと久々に何もない日。ちょっとのんびりできそうかな。
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| 9月23日(火) |
昨日の稽古に啓介くんが来て、沖縄土産を持ってきてくれた。次回作品に向けての取材を兼ねて、劇団のみんなで行ったとのこと。すごいなー。百聞は一見にしかず。紅芋パイ、ごちそうさま。
今日は、ずっと家にいた休日。昼間はなんだかんだと雑用(と、昼寝)に追われ、結局夜から台本の加筆修正を始める。
稽古が進んで、キャラクターの顔が見えてくると、もっともっといじりたくなってくるので、そのへんを書き加える。また、見ていて自分の中でどうにも気持ちの悪かった部分を書き直す。
台本と向き合うのは、自分と向き合うこと。でも、最初に書いていたときより楽に書けるのは、顔の見えるキャラクターの力に支えられているからだ。
さあ、今日はこれから肉じゃがを作る。なんだかんだと、毎日お弁当作りを続けている。自分でもビックリ。職場の人にもビックリされているので、いまさらやめられない。でもまあ、何でもやってみるもので、作り始めた最初の頃よりは、おいしいお弁当になってきた。
去年突然、長年の爪噛み癖が治ったように、今年はこれを機に、突然料理上手になったりしないだろうか?
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| 9月21日(日) |
掲示板にも書いたけど、9月18日、旗揚げ公演に出演してくれた寺山月子さんに、赤ちゃんが生まれたそうです!!祝!!あの月ちゃんから、新しい人間が出てきたなんて、なんだか不思議・・・。ご主人のふみーも、前からお父さんみたいだったけど、いよいよ本物のお父さんなのね。2人の出会いの頃から知っているだけに、着々と人生の進行を感じてしみじみとしてしまうのであります。元気な子に育ちますように!そして、これにて無事飲み会にも復帰!?まずは赤ちゃんの顔を見に行こうかな♪
日記をサボっていたぶん、精力的なこの頃。
19日は、晶子さんとサードステージショーケースシリーズの「ビューティフルサンデイ」を見に行く。これは、大好きな作品。3年ぶりぐらいの再演となる。初演は劇場では見なかったけれど、ビデオは何度も見た。そのたびに、うるうると泣ける芝居だった。ビデオでさえそうなのだから、生ならさぞかし。期待度&興奮度まんまんで劇場へ向かう。
19日は初日だったせいか、なんとなく業界の人らしき客も多かった。客の中に、北村有起哉を発見!!先日のウイー・トーマスも記憶に新しい。身近で見るとまた細身でカッコよかった。好きな人と、同じ舞台を見るという喜び・・・ああ、興奮度最高潮。
そして、舞台が始まった。3人の芝居で、ビデオで見た初演のときとは一人だけキャストが変わっていたけれど、その役者さんもまたいい感じだった。あとふたりは、もちろん大好きな小須田康人と長野里美だし。セリフも覚えているほどよく知っている芝居なのに、どんどん引き込まれてしまった。魅力的な芝居は何度見ても新しいんだと思った。役者が舞台上で見せる生の感情ほど、胸を打つものはない。そして、私はもちろん号泣・・・芝居でもプライベートでも、あんなに泣いたのは久しぶりだ。途中から涙が止まらなくなって、でもあまりじゅるじゅるするのは恥ずかしいので息を止めていたら窒息しそうになったほどだ。ラストシーンが終わって会場が拍手に包まれると、いよいよ遠慮なく涙が出てきて自分は拍手できないほど泣いていた。「だいじょうぶ?」と聞く晶子さんの目もうるうると・・・う〜、たまらん。いい芝居見ると、いい芝居したくなる。いいオーラをたくさん浴びた気がして、見終わった後のビールのおいしかったこと。
さて、最近の気球は、着々と本番に向けて活動している。考えてみればもうあと2ヶ月もしないで本番なのだ。
今回は、芝居の中でわりと時間の流れがあるので、衣装替えが多い。亜季ちゃんが衣装についてくれて、それぞれの衣装案をまとめ、どこで衣装替えが必要か、時間的に間に合うかなど総合的に考えてくれているので、ずぼらな私はとても助かる。なにしろ、衣装替えにあまり配慮しないで本を書いているので・・・今週末の衣装合わせが楽しみだ。
そして、最後まで男性役が1名、なかなか決まらなかったのだが、8月に振付で参加させてもらったBEYONDの主宰、扇谷くんが出演してくれることになり、いよいよオールキャストがそろった。やっぱり、全員が本役でそろうと、稽古の雰囲気も違う。扇谷くんは、乃維ちんの写真にっきにもあるとおり、長身で見栄えがする。7人のキャストで、どんな芝居になっていくのか楽しみだ。
また、今回は、前回まで照明を担当してくれた優ちゃんが、就職活動に突入するので、あらためて照明さんを探すこととなった。心当たりもないのでどうしようかなあ、と思っていたところ、BEYONDで照明を担当していた音光堂の三瓶さんが、私が以前所属していた劇団でも照明をやってくれていた方だったことが判明・・・バラシで再会したら先方も私をおぼえてくれており、おたがい偶然のめぐり合わせに驚く。今回のうちの事情を話したら、快く引き受けてくださることになった。本当に世間はせまいし、物事はどうにかなるようにできているもんだとつくづく思う。感謝感謝。
そして、トップページにもさっそく載せたとおり、minminがまた素敵なチラシを作ってくれた。今回は、「昔の洋食屋のメニューみたいな雰囲気で」とお願いしたところ、こんな感じに。赤が印象的で、私はとても気に入っている。仕上がりが楽しみだ。
今日は大雨の中、芝居のハシゴ。午後はみっちの出る公演へ、そして夜はその三瓶さんが久しぶりに役者をつとめるという公演へ。かたや野田秀樹の、かたや成井豊の脚本での公演だったが、どちらもいろいろ思うところあって、おもしろかった。この頃つくづく、芝居は役者だけでもできるけど、公演はスタッフなくしてはできないと思う。すぐれた公演は、必ずすぐれたスタッフに恵まれて、外堀が整っている。大変参考になった。
さて、恋愛メニューに向けて。
私の足りない部分や力不足はあるにせよ、私は自分の中での妥協はすまいと心に決めた。自分の中の、いろいろなことと向き合って、今の私にできうる精一杯のものをやる。私が見たいと思える芝居をつくる。絶対に、見たい芝居をつくる。
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| 9月9日(火) |

劇場で、王子さんが撮ってくれました
サムライアカデミーの公演「島国の帝王」が終わった。私が稽古に参戦するようになってから1ヶ月あまり、長いようであっという間だった気がする。そもそも役者として舞台に立つことが久しぶりだし、考えてみれば、客演という立場で公演に参加するのは初めてだった。でも、王子さんをはじめサムライのメンバーは優しい方ばかりだったので、みんなより遅れての稽古参戦(恋愛メニューが書きあがるまでは引きこもりでした)にもかかわらず、温かく迎え入れてもらって、ありがたかった。
今回は、牛込明子という編集者の役だった。舞台に立っている時間は正味5分ぐらいの短いシーンだったけれど、どっちかというと遊べる感じのキャラで、私はあまりやったことのないタイプの役だったので、勉強になった。本番が近づくにつれて役の魅力が分かってきて、勝手にセリフを増やしたりしていたが、何をやっても王子さんは「もっとやっていいから。」「もっとはしゃいでいいから」と言って、乗せてくださった。それでもまだまだ私の芝居は硬かったと思うが、今まで役者として立った舞台の中では、一番自由にできたかもしれない。
どんなシーンにも、どんな役にも、起承転結があることを実感したし、舞台に立っている間にどれだけその人のキャラを表現することができるのか、そのシーンはその人の人生のどんな一部なのか、あれこれと妄想をふくらませることは楽しかった。同じシーンに共演してくれた相沢さん、南ちゃんにも感謝である。二人ともとても機転のきくほんとに魅力的な役者さんで、私はとても助けられた。
小屋入りしてからなおさら思ったけれど、やっぱり役者は楽しい。機会を与えてくれた王子さん、サムライのみなさま、王子さんを紹介してくれた賢ちゃん、ありがとう!!
そして朝まで打ち上げ・・・後半のカラオケでは私はほとんど寝ていたが、 それでも昨日はへろへろな一日だった。歩きながら眠れそうだった。そして、夜は気球計画の稽古・・・いち早く稽古場に着いたのでみんなが来るまで横になって寝ていたが、稽古を始めたらなんか元気が出てきて、賢ちゃんともども妙なテンションに。どうして稽古場ってこんなに興奮するんだろうか。帰りはまたまた飲んで帰った。今回の客演のために、稽古日を変えたりいろいろ無理を言ったのに協力してくれて、「おかえり〜」と言ってくれる気球の人たちに感謝・・・久しぶりの気球飲み(いや、大して久しぶりじゃないけど)、楽しかった。
あ、でも帰りの電車で、終点に着いたのに起きなくて折り返してしまった。とほほ・・・
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| 9月5日(金) |
そうこうする間に、9月になってしまった。
ここのところ毎日稽古を続けてきたサムライアカデミーも、いよいよ今日が仕込み。私は場当たりからの参加で、6時ごろ小屋入りする。なので、ゲネまでやっても普段の稽古ぐらいの疲労感だったが、朝から入って仕込みをしてくれたみなさまは、きっとさぞかし疲れただろうと思う。感謝感謝である。
本番前の小屋の空気は、やはり格別だ。熱気に満ちている一方で、どこか切ない。限られた時間しか存在しない空間。モアイさんが掲示板に書き込みしてくれたように、今しかない、ingな空間。でもそこは、虚構であることなど自覚すらしていない、ひとつのワールドなんだ。
明日あさってと、本番だ。今日は、とっとと寝てしまおう。ビールもガマンだ。ぬぅ・・・
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