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3月31日(月)
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昨夜はK-1を見て興奮しすぎたせいか、なぜか頭がらんらんと冴えて眠気を感じなかった。
そこで、Heaven's doorの台本を開く。考えてみればこのところしばらく、舞台美術のことやチラシのこと、ダンスの振付などに時間と頭を奪われ、ゆっくり台本を読む時間がないという、演出としては本末転倒な状態に陥っていた。そこで冒頭から、順にシーンを追っていくことにする。
読んでいて、しばらく前とは、自分の感じ方が変わってきていることに気がついた。台本の中にいたキャラクターたちが、今までの稽古を通して以前よりずっと表情豊かになってきている。キャストがいよいよ勢ぞろいしたこともあり、どのシーンでもイメージがずっと具体的に湧くようになった。合わせて、舞台美術のイメージも明確になってきているので、舞台上でその役がどんなふうに動き、どんな芝居を見せたら面白いのか、どんどんイメージがふくらんでいく。その勢いのまま、ここはちょっと・・・と思っていた部分や、『たぶんここは変える』と言って保留になっていた部分に、手を加えていく。もちろん、これからの稽古しだいでそのイメージをさらに超えて、生きた芝居になっていくのだろうが、今、そうやって想像をふくらませることはとても楽しくて筆がはかどった。
そのイメージに、大きく一役買ってくれているのが、やっぱりこの間やってもらった役の履歴。その役者が、どんなバックグラウンドを想像して役づくりを試みているのかが分かったことは、私にとってもこれからの稽古を考える上で大きなヒントになったんだと思う。台本を読んでいると、役者の顔がありありと浮かんでくる。感情豊かに思いを語る由起子さんの顔、人生の裏街道にはやたら詳しい大ちゃんの顔、まったくしょうもないのに憎めないダリアの顔、・・・。そう、すでに、役は役者のものなんだ。それを、どれだけ魅力的に描き出せるかが、私の仕事なんだ。
そんなことを考えながら、本の手直しをしていたら、どんどん時間が過ぎて、あっという間に夜が明けてしまった。
ということで今日は眠い。眠いぞう!
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3月30日(日)
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今日はずるずると一日中家で過ごした。なんとなく外に出る気がせず、ホームページをいじったり、事務的なことをしたりして一日終わった。外に出たのは、コーヒーを買いに出ただけだったな・・・。でも、わりとおだやかないい気分ですごした一日だった。
夜、K1ワールドGP2003を見る。大変興奮してしまった。格闘技を見ているときの私は、ひとりでもものすごくうるさい。
中でも私がもっとも楽しみにしていたのは、もちろんミルコ・クロコップ対ボブ・サップ戦だ。今日は、ミルコファンとして観戦することにする。特別な理由はないが、ただ単にミルコ・クロコップが私の好みなのと、あれだけ負けそうな気がしないボブ・サップが負けるとしたら、ものすごくおもしろい試合になるだろうと思ったからだ。暮れに、ボブ・サップが高山をつかまえてボコボコに殴っていたのをよくおぼえている。あのエネルギーを封じられる人がいるのだろうか。
結果、あっという間の戦いだった。あのボブ・サップが負けるとは!なんと言う!!ミルコを応援していながら、そのあまりにあっけなくあざやかな勝負のつき方に、悔しくなったほどだ。すごい、ミルコ!!ボブ・サップのあの岩が降ってくるようなパンチを巧みによけて、長いリーチのキックを放ち、左ストレート一発でボブ・サップを沈めた。あんなに大きな人が、崩れるようにリングに横になってしまった。一発だよ、一発。あのボブ・サップがものすごく痛そうな顔してた。眼窩底骨折の疑いだって。たったの一発で、骨まで砕いてしまったんだ。う〜〜〜、すごい、すごすぎる!!ミルコには、このままチャンピオンまで駆け上がってほしいぞ!
格闘技を見ると、どうしてこんなに胸が躍るんだろう。試合前の緊張感といい、闘志に満ち満ちた選手の様子といい、一瞬も目を離せない試合中の攻防といい、すべてが終わった後の選手同士の抱擁といい、もうたまりません。ク〜。
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3月29日(土)
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今日の稽古は、抜き稽古ではなくて、役者一人ひとりによる役の履歴と、ダンスの稽古。水沢さんが見に来てくれて、基礎練やダンスも一緒にやってくれた。また後半、久々にびっきーも参加、月ちゃん夫妻も見に来てくれて、特に今日のような稽古ではモチベーションが上がって楽しかった。
まず前半、ダンスの振り付けをさらう稽古をする。かぜであまり身動きのとれないケイスケくんが、踊りたくてうずうずしているのを横目に、ひと通りの振り付けをしてゆく。今回のダンスは、動き自体は決して難しいことはないのだが、なにしろ曲のテンポが速いので、混乱するメンバー続出。振り付けした私ですら、ちょっと気を抜いていると次の動きに遅れをとる始末。まだまだ、先は長い・・・。でもまあ、後は練習して体でおぼえるのみ!がんばろう!
そして後半は、役者一人ひとりによる、役の履歴。台本に描かれているキャラクターの人生はほんのわずかな部分に過ぎないので、そこに至るまでの人生や、そのときの気持ちを十分に想像することで、演じる役に説得力や必然性をもたせてもらいたいと私は思っている。作者である私一人の頭の中で考えているのとはまた違ったサイドストーリーがたくさん出てきて、とてもおもしろかった。
よく、演出家はすべての役についてどんなことでも知っていなければならない、と言われたりする。稽古に、あれこれとイメージをつけてゆく立場なのだから、それはもっともだと思う。まして、私は今回作者でもあるわけなので、なおのことそう思う。
でも、やはり、私の想像力の範囲だけではやはり狭いし、偏りもあるし、限りがある。それに、実際に板の上で、お客さんの前で、芝居をするのは役者なのである。役者が本当に実感を伴わなくては芝居にならないし、それぞれの役者が、どんな気持ちでその役をとらえ、想像し、取り組んでいるのかを、お互いに知っていることはとても大切なことだと思う。それが、あまりにも演出的イメージと違う場合はまた話し合っていくし、逆にこちらのほうも、「ああ、それもありか」「これ、おもしろい!」と新しい発見になることが多い。また、それぞれの役者がどんなふうに考える傾向があるのか、なんてことも分かったりしておもしろい。これから、演出(あるいはそれを伝える方法)を考えるときにも、きっと役立つと思う。
また、水沢さんがとてもおもしろかった。役者一人ひとりがそれぞれに自分の役について考えてきた履歴を語った後に、お互いに質問やツッコミを入れる時間があるのだが、水沢さんはそこですっかり一登場人物になってしまうのである。まるで、この物語の中に、『水沢さん』という役があらたに加わったかのように、自然に役の人物と会話している。この感覚はすごくおもしろいし、自分の集中力を、すぐに、苦もなくその世界に煮詰めていけるというのはすごいなと思った。
そして、都合で稽古には来られなかったのだが、稽古の後に、中島くんをやってくれる村上くんが、初めて来てくれた。おお〜、ひゅ〜、どんどんどん、パフ。これで、いよいよ役者勢ぞろいである。うれしいなあ・・・。待った甲斐があった。マヤさんつながりで来ていただいた人だけれど、まさに中島くん的で、そのうえすでに台本を読んで役のイメージをつかみつつあり、感激する。今日の村上くんのヒットフレーズ『瞬間瞬間に懸けていきたいと思います』。ク〜。ほんと、そうなんだよな。そんな言葉ほどカッコよくないけど、まさに私の人生もそんなようなもんだなあ。まあ、その瞬間瞬間が未来につながっていくことは確かなんだ。
それにしても、ひとつの舞台って本当にありえないほど貴重な巡り合わせで出来上がっていくものなのね。今回は、いろいろな人への感謝とともに、それを実感する。芝居をやらなければ出会えなかった人たちと、今しかできないものを作っていく。今からさびしいことを言うようだけれど、まったく同じメンバーで、また芝居ができることなんて、二度とないんだ。私は、そのことをとても愛しく思う。本番までの、幸せな時間、後悔のないようにがんばるぞ!
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3月28日(金)
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今日は、2時間も自転車に乗ってしまった。
ただ、ホームセンターに行きたかっただけなんだけど、うちの近所にはなくて、ふらふらと自転車でこぎだしてしまったのだ。暖かくて、気持ちよさそうだったし・・・でも、さすがに2時間乗ってると飽きるな。足も、降りたとき、なんだかガニ股になりそうだったし。
気球計画は零細劇団なので、すべての仕事は演出だろうが役者だろうが、兼任で行っている(多くの劇団がそうかもしれないけど)。私は今、仕込み図を書いている。ダンスの振り付けとともに、ここ数日の課題なのである。今まで、「こんなふうがいい、あんなふうがいい」と口出しだけはしてきたけれど、実際、舞台美術を具体的にどうするのかという地道な作業にとりかかってみると、どんなに難しい仕事なのか分かった。それだけ、今までは人の力に頼っていたということなのね。前回の舞台美術サノくん、そして、今までお世話になった舞台監督の方々、美術スタッフの方々にあらためて感謝感謝である。
仕込み図を書くのは初めてのことなので、いろんな資料や何やらをひっくり返したり、人に聞きながらやっている。実際にやってみないと分からないこともたくさんあるんだろうけど、ともかく、今の私にできる方法で、ベストを尽くすしかないので、縮尺とにらみ合ったりして苦手な算数もがんばっている。いろいろな制約のある中で、客席のどこからも見え、しかも見切れず、無駄がなく、転換が最小限で簡単で、そのうえなるべくお金もかからず、でも見栄えのする・・・うおーーっ!どうしろというんじゃ!途中で頭がこんがらがって、散歩に出かけた。もう桜が咲きそうだ・・・と少し心和んで見とれていたら、歩道橋の階段で滑って転倒した。まったく・・・。
でも、どうにかこうにか取り組んでいたら、ともかくも何が分からないのか、何を聞く必要があるのか、どんな準備が必要なのか、頭に浮かぶようになった。結局分からないことだらけなのだが、何が分からないのか把握できたことは、ちょっとうれしかった。やっと会話ができるようになった喜び、とでも言うか。何事によらず、一番苦しくて、頭に来て、そしてしまいに無力感に陥るのは、自分でどうするすべもないときだと私は思う。常識はずれでも、うまくいかなくても、「じゃあ次はこうしてみたらいいんじゃないか?」という次善の策が見つかるうちは、まだまだイケるのだ。
さて、明日の稽古は、キャスト一人一人による、役の履歴の紹介です。台本に書かれていることはもちろんですが、あとはそれぞれ自分の役について想像をふくらませて、これまでの人生を語ってもらうのです。作者の私にも、どんな経歴がとびだすのか分かりません。どんな経歴であれ、台本に書かれたほんの短いその人の人生に、十分に説得力をもたせるように、想像をたくましくしてほしいなあと思います。もちろん、遊びもOKです。楽しみ!
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3月27日(木)
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すっかり春です。春になって、気だるくブルーになるタイプと、浮かれてハイになるタイプがいるとしたら、私は断然、後者です。あ〜、あったかいっていいよ〜、風もいいにおいだし、自転車乗ってても気持ちいいし。
そして気球計画はダンスが熱い!熱い、熱すぎる・・・っていうか、今日は暑すぎる!
今日、稽古前にひとりこもって振り付けを考えていた。その時点ですでに汗だく。ワンフレーズぶんだけできた振り付けを、夜の稽古でさっそくメンバーにやってもらう。人数が多い分、どんどん室温が増していくようだ。たまらず、『開けてはいけません』と書いてある窓をちょっとだけ開けて、外の風を入れる。
今回のダンス、イメージは『追跡』。そのため、曲のテンポも速いうえ、けっこうホップやジョギングが入るので、数回踊っただけでもう暑い、暑い。今日はすべり防止のために裸足で踊っていたのだが、親指の裏が水ぶくれになって、皮がむけそうになってしまった。次から、ちゃんと靴はいてやらなくちゃ。全員がそろって踊れるようになるには時間がかかりそうだが、まあ私が考える程度のダンスなので、そんな難しいものでないことは確か。毎回の稽古のアップとして楽しみつつ、また数え切れないほど踊っていくことにしよう。
今日は、久しぶりに稽古場に月ちゃんが来た。ここしばらく稽古をお休みしていた彼女だが、相変わらずパワフルで、稽古場に明るい笑い声を振りまいていってくれた。ぜひ、今度はダーリンも連れてきてね!
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3月26日(水)
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昨日、ビデオを見ながら9時ごろ眠ってしまって、今日起きたら午後3時だった!今日はお休みだったのだが、夕方から仕事関係の集まりがあったので、このまま寝過ごしていたら大変なことだった。それにしても、18時間も寝てしまったとは!どうかしてるんじゃないか、私の体は?しかも、今もまだ微妙に眠いのであった・・・。
最近、ダンス映画のビデオをよく見ている。ダンスのジャンルは問わずに見ているが、どんなダンスでも踊ることには共通の楽しみがあるように思う。体が躍動感に満ちてきて、自然と気持ちを開放できるし、頭の中のピンがどこか一本外れて幸福感を味わえる。振り付けをこなすのが精一杯とか、カッコよく見せてやろうとか、そういう余計な思いがあるうちはダメ。
中でも、アメリカ映画の「ダンス・ウイズ・ミー」には惹かれた。ストーリーは、まあありがちな感じもしたが、なんといっても主役の二人がたまらなく魅力的。ヴァネッサ・ウィリアムズ、なんてかわいいの。なんてスタイル最高なの。そんでまた、相手役のチャヤンが、すっごく素敵で、これじゃあ恋にも落ちますよ、という感じ。特にですね、ヴァネッサが、競技会で昔の男とぜんぜんしっくり来ないまま組んで踊っている場面で、客席にチャヤンの姿を見つけたシーンがすばらしい。ヴァネッサの全身から感情があふれ出るようなダンスに変わるのですねえ。それを見るチャヤンの表情も、不器用で、でも誠実な感じでとても素敵なのです。ダンスは社交ダンスの中でもラテンダンスが中心だったが、全編スタントなしでとても見ごたえあり!
で、さっそくラテンのリズムに感化された私は、フィットネスクラブで、ラテンダンスのクラスを初体験してみた。いやあ、これがまた。思った以上に体力使って、しまいにはへとへとだったが、けっこう楽しくてなんだかはまりそう。動きの基本からして独特で、足の付け根をできるだけ伸ばした状態にキープするのだとか。それで腰がぐっと前に出た状態で踊るので、普段使わない筋肉を使っている感じ。キューバの人々は普段の歩き方からしてそういう感じなんだとか。だからキュッと小尻なのかしら。いつか、キューバとかブラジルとか、踊りが生活に密接した、熱い国に行ってみたいなあ。
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3月24日(月)
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昨日、マヤさんが参加しているワークショップの発表会を見に行った。発表会ということで、入場は無料、廃校になった小学校の音楽室という珍しい会場で行われた。
セリフは一切なく、役者さんたちが自分の肉体だけを使って行う身体表現が小一時間続くものであったが、これがなかなかおもしろかった。私たちはふだん何の意識もなく動いているが、本当に体の隅々にまで意識をはりめぐらせて動くとき、人間の体はなんと意志的で美しいのだろうと思った。それは、何をしていても、どんな格好をしていても、美しかった。一方、本当に脱力してみずから動く意志をもたないとき、人間の体は物体に近いと思った。生命体であるには、意志が必要なのだ。
時間がたつにつれ、役者さんたちは汗びっしょりになった。決して無理な動きや激しい動きをしているわけではない、むしろごく日常的な、自然な動きをしているにもかかわらずそれだけ体力を消耗しているのは、すべてが意識的に、普通の何倍もスローペースで行われているせいだ。あとでマヤさんに聞いたら、ワークショップに参加し始めたころは、全身が筋肉痛になったとのこと。それもうなづける。 でも、自分の体ときちんと向き合って、仕様を理解して、いろんな感覚を感じとることって楽しいし、大事だよな、とあらためて感じた。
気がつけば、公演まであと2ヶ月足らず。早い!早すぎる!
今回は、スタッフ陣が手薄なので、できるだけ先を読んで、できることを着々とやっておかなければならない。やらなければならないことをリストアップすればするほど、私にはもっともっと勉強しなければならないことがある、と痛感する毎日。でもそれは、芝居にかかわるいろんな仕事の楽しさを実感する時間でもある。できるだけのことを、出し惜しみすることなく精一杯やろう。知らないとかできないとか、最初から妥協せずに、どうにかしてやるという意気込みでいこう。そして、気持ちのどこかに、なんとかなるさという余裕を残しておこう(それが私の甘さだという気もするが)。力不足な自分が、少なくとも後悔しないで本番を迎えるためには、そうするしかないと思う。
私は、主宰としても演出としても、まがりなりにも一年やってきて、旗揚げ公演もどうにか終えて、やっとその自覚ができてきたような気がする。やりがいや楽しさがわかってきたような気もする。「遅すぎる!!!」という突っ込みを受けそうだが、そんなもんなのかもしれない、と思う今日このごろ。なんでも、やってみないとわからないもんだ。そんな私と、ともかく一緒にやってきてくれた人々のおかげなのだな、これが。
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3月14日(金)
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おととい、マーケン氏と芝居を見に行った。
フォーリン・プレイ・シアターという劇団の第16回公演「ウイッケナムさんちは崖の上」という作品だったが、コメディタッチの刑事もので、楽しかった。
そもそもなんで見に行ったかというと、マーケン氏のお姉さんが出ていたからだった。前々から舞台をやっていらしたそうで、かなりの美人らしいという噂を耳にしていたので、行く前からわくわくしていた。見てみて、なるほどガッテン!いやいやいや、おきれいな方でした。目鼻だちはくっきりと整って、立ち姿がスラッと美しい。姉弟だけに、マーケン氏と似た要素も多々見受けられたが、なんで姉は正統派美人で弟は三枚目なのか!?いや、弟もよく見ると実は二枚目なのか!?血のつながりって不思議なものですね。
昨日、マスターキーの稽古に行ってきた。知った顔ばかりなのに、久しぶりなので、なんだかドキドキする。水沢さんと一緒に稽古場へ。
ちょうど女性陣の衣装合わせの日だったようで、女優たちがあれこれと着せ替えしていて、見ているだけでも楽しかった。抜き稽古も集中していて、今までの積み重ねのあとが感じられた。本番までちょうどあと1ヶ月、それまでにどれだけ磨きがかかるか、とても楽しみである。気球の5月公演と同じ小屋でもあるので、舞台監督の佐野くんと仕込みについて話をする。ちょうど舞台の向きやつくりが似ている感じだったので、パネルなどを共用させてもらえることに。う、うれしい・・・。今回、そのへんにあまり力を入れられないなあ・・・と思っていただけに、うれしかった。
それにしても、稽古場の空気ってやっぱりいいな。見ているだけでも、稽古場にいる時間て幸せだな、と思った。そして、それは無限ではなくて、だからこそかけがえがなくて、決して無駄にはできない時間。私もがんばろう!という元気をもらって帰った。
今日は、仕事関係の送別会だった。もう3月も半ば、なんだかんだと送別会が続く時期。
今年は、同じ仕事で定年退職する方が4名いた。会食しながら、それぞれの方からお話を聞いたりしていて、とてもしみじみとした気持ちになった。私の倍ほども生きてきた大先輩の方々。私が生まれるずっと前から、この仕事を続けてきたのだ。
どんなことにも、続けることには意味がある。続けるということは、変化を受け入れ、我慢することに耐え、ずっと意志を持ち続けることだ。60歳になったとき、自分はなにをしているだろうか・・・ふと私は思いを馳せた。どんな姿をしているだろうか。誰のそばにいるだろうか。なにを語っているだろうか。願わくば、年なりの年輪を刻んだ魅力的な笑顔の持ち主でありたいが。
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3月9日(日)
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先日、仕事仲間と一泊で箱根に行ってきた。
宴会に温泉というお決まりのパターンだったが、いろいろ大変な仕事を共にしてきた人たちとの打ち上げ旅行だったので、とっても盛り上がって楽しかった。宿もきれいで、人手が行き届いていた。二日目の朝は、女性4人で貸切露天風呂へ。梅の花を見ながら温泉で温まり、朝から日本酒を飲み(もちろん桶に乗せて浮かべながら)、最高な気分だった。旅行って、のんびりとして、しかも身のまわりのことは全部人がやってくれるという、そういう時間を買うんだな。私なんかはどっちにしてもふだんから大して家事はやってないけど、家庭を持つ人のくつろぎようを見ていると、しみじみそんなことを思った。
昨日の稽古に、マヤさんが来てくれた。顔合わせをして、稽古にもちょっと参加してもらい、出演してくれることが決定!これで女性キャストが全員そろった。女性キャストは3人だが、それぞれに個性的で、これからどんなふうに化けてくれるか、とっても楽しみである。さて、まだ決まらないキャストはいよいよ中島くんのみ。やはりこれは、「中島くんのイメージ?う〜ん、竹之内豊かなあ」とほざいて「そんなやついないよ!」と劇団員たちに呆れられた演出の責任だろうか・・・そんなの、冗談だってば。求ム!中島くん役!
今日は、5月公演の小屋となる西荻ウエンズスタジオで芝居を見てきた。ほぼ正方形の舞台を三方から客席が囲む形で作られており、それも土俵みたいに土を盛ったような舞台で、おもしろいな、と思った。客席の段差も、平台と箱馬を使ってわりと簡単に作られており、ああいう手もあるか、と思って頭の中にメモする。芝居そのものは幕開けから2分くらいで爆睡してしまってほとんど見ていないのだが、舞台美術はとても参考になった。
それにしても、あの小屋ではこれで4回芝居を見たことになるけれど、どの回も舞台の位置や形がぜんぜん違う。仕込みは大変そうだけど、間口は広いし、天井は高いし、どんな舞台になるかとても楽しみだ。
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3月1日(土)
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あっという間に、3月になってしまった。
2月の終わりに、大きな仕事が終わったらドカンと体調を崩し、声が出なくなってしまった。今年はやけに元気だと思っていたら、単に気が張っていただけなのか・・・それにしても、疲れというのは弱いところにてきめんに表れるものだなあ、と実感。私はそもそものどがあまり強くないので、かぜをひいても一番にのどをやられてガラガラ声になる。何度やっても、声をつぶしたときの不安感といったらない。なにしろ声を出すのが辛いし、不便だし、このまま元に戻らなかったら・・・と考えてしまう。疲れでつぶしたときというのは、薬もあんまり効かないんだよね。数日を経て、いつも通りの声が出るようになったときは誰にともなく本当に感謝した。
さて、先週、おおまかなキャスティングが決まって、いよいよ本役での稽古が動き出した。確定していない役のところに、制作のるうさんに入ってもらい、立ちながら最初から最後までの読み通しを行った。
やっぱり、配役が決まると役の顔が決まるというか(当たり前か)、この個性でいくのだというベースラインがはっきりする。これからの稽古を通して、それぞれがもっと通い合って、役の表情が豊かになっていくといいな。これから公演までの2ヶ月半が、とても楽しみになってきた。
さあ、今日から3月。気持ちを入れかえていくぞ! |
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