過去の日記へ
  
 
1月28日(火)
 
 
   今年の私は、かぜの季節になってもいたって元気だ。ふ
 だん、特にウイルスが蔓延している職場にいるせいか、冬は
 たいてい常に風邪ぎみだったり、のどをやられたりしているの
 だが、今年はまったくもってのども快調。どうしてかな・・・と考
 えて、つめを噛まなくなったからだ、とふと思い至った。私は、
 物心ついたときからつめを噛む癖があって、考え事をしていた
 り、緊張していたりするときには特にひどかった。でも、数ヶ月
 前に一念発起し、つめを噛むのをやめたのだ。
   つめを噛む人は風邪をひきやすいとは聞いていたが、なる
 ほど!とあらためて実感。指先は知らないうちにウイルスに
 汚染されているのですねぇ。おそろしや。

   おととい、ずっと前から楽しみにしていた芝居を観に行っ
 た。上杉祥三と長野里美夫妻による演劇ユニット、トレランス
 の第2回公演、「ルネッサンス」。とても魅力的な役者さんが
 たくさん出ていて、おもしろかった。そして、プロの舞台なのに
 もかかわらず、とても手作り感のある芝居だった。テーマは
 まさにタイトルのとおりルネッサンス期の芸術家たちをとりあ
 げたもので、作者のルネッサンスに対する思い入れや愛着
 や思慕がよくあらわれていた。その方面にはまったくもって
 不勉強な私にとっても、その世界の魅力が伝わってくるよう
 であった。長野里美、あいかわらず素敵。あの可愛気はとて
 も見習いたい。そして、あれだけの舞台を一緒に作る夫婦っ
 ていうのも変わってるけど、幸せなんだろうな、と思ったりし
 た。

   次回公演に向けて。
   本読みを何度か繰り返して、私の頭の中だけで作られた
 世界がまた命を得て、ひとり歩きを始めている。最初に読む
 人に台本を渡すときにはやはり一抹の緊張が走るけれど、
 ひとりで書いたり読んだりしているときより、やっぱり楽しい。
 今回の作品については、私自身まだ思うところあって手を入
 れている最中。役者が役作りをするように、私にとっては、こ
 こがふんばりどころ。これもまた、私にしか味わえない楽しみ
 と思って、がんばろう。
 
 p.s.昨日、仕事関係のお通夜があって、行ってきた。ご冥
     福をお祈りするかたわら、ぬかりなく周囲を観察してき
     たことは言うまでもない。え?不謹慎?
  
   
 
1月19日(日)
 
 
   毎日がぴらぴら、ぴらぴらと過ぎていき、なんだかあんまり
 余裕がない。ので、気がつけばこの日記も2週間ぶりなのだ
 なあ。
   忙しい、忙しいと言いながら過ごすのは嫌いなので、なん
 とか気持ちの余裕をもって過ごしたいのだが、どうごまかして
 もやることが多すぎて、身動きのとれない毎日である。今ここ
 でかぜでもひいたら、まさに終わりだな。
   先日、第2回公演の台本の印刷も終わり、読み合わせに
 かかっている状態だが、読むほどにまだなんとなく、もっとい
 じれるんじゃないか、と思い返す日々。どうも、いろんな思いが
 今私の中で渦巻いていて、自分の中のテンションが低い。
 まあ、こんなときもあるか。
   
 
1月5日(日)
  
  
   おとといの深夜(つまり昨日の早朝)、どうにか次回公演の
 本を書き終わった。
   旗揚げ公演が終わってから、いや、旗揚げ公演の稽古中
 から、いろいろと構想を考えてはいたのだけれど、この正月
 休みはまさにそれをなんとか形にする数日間だった。おりしも
 外は雪、まさに降り込められる感じでずっと家にこもっていた。
 外に出るといったら、年賀状をとりにいくのと自販機にコーヒー
 を買いに行くぐらいだった。
   ずっと家の中にいると、日付や時間の感覚がおかしくなっ
 てくる。唯一、時間の流れを実感するのは自分のお腹がすく
 からで、人間、ほとんど動いていなくてもお腹はすくもんだな
 あ、と実感。ああ、お腹すいた、と思ったら何時間もたっていた
 りして、台所に立つ、というくり返し。それと、日中動かないせ
 いか、夜ふとんに入っても非常に寝つきが悪い。これは、ふだ
 ん5秒で眠れる私としてはけっこう驚きの体験であった。
   という、まあ、非人間的な正月ではあったが。脚本を書くこ
 とは、私にとってけっこう楽しい。そんでまた苦しい。苦しいけ
 ど楽しい。自分だけで書いてるうちは、ひとり相撲しているよう
 なものなので、あとは稽古場で役者たちに読んでもらいたい。
 で、形になったときどんなふうになるのか見てみたい。

   で、書き終わったと思ったら妙に心が晴れ晴れとして、昨
 日は天気もいきなりよくなって、あたたかくて、まるで私のた
 めにあるような日だった!初詣にいったら大吉だったし、「何
 事もおもふままに成就」するそうだし、そのあと辻仁成の本を
 読んで2003年初の号泣モノだったし、とても気持ちがよかっ
 た。

   さて、明日からは仕事である。だいぶ頭と体がボケている
 と思うので、気を引きしめてかからねば。夜はマスターキーの
 稽古場に行って鍛えてきます。よっしゃー、がんばるぞ!

 p.s.賢ちゃんに借りた「月はどっちに出ている」
     おもしろかった。岸谷五朗、かっこいい。
     人生は難しいこともあるけれど、だいたいはばかばか
     しくも必死な毎日の連続だったりするんだなあ。
 
 
 
1月2日(木)
 
  
   あけましておめでとうございます。
   新しい年になったので、ちょっとおめでたい感じにリニュー
 アルしてみました。今年も、気球計画ともども、どうぞよろしく
 お願いします。


   大みそ日は、だいたいいつもはなんとなく紅白を見て過ご
 していたが、今年はなぜか猪木ボンバイエを見てしまった。
 ふだんはそんなに格闘技に興味はないが、見始めると妙に
 熱くなってしまう。素人の私としては、初めて見る選手がほと
 んどだったが、さすがにみんなかっこいい。特に、ミルコ・クロ
 コップ!ベッカムよりずっとかっこいいんじゃ、と思ってしまっ
 た。そして、ボブ・サップ!あの人はほんとに見るからに野獣
 だね。いやあ、強い、強い!あんなのに殴られたら、素人は
 余裕で死にそうだね。そしてまたサービス精神旺盛なこと。
 バラエティにも、何本出てるんだろうか。よく見るとけっこう愛
 嬌があってかわいいかも、と思った。
   格闘家の、闘う前の気持ちってどんな気持ちなんだろう
 か。体力ももちろんだけど、それ以上に精神力が物を言うん
 だろうな、と思った。始まる前に、怖いとか、負けるかも、とか
 思っていたら終わりだよね。でも、リング上に上がったら、他
 に誰も頼る人なんていなくて、まさに自分だけの孤独な闘い。
 誰が応援してくれているから、とか、これだけやってきたんだ
 から、とか、そんなことに思いをめぐらして自分を励ましてい
 る暇さえないだろう。精神的にも体力的にも、そのとき自分が
 身につけているものだけをさらして、闘わなくてはならない。
 そこで本気を出して闘うから、顔だって、みんな鼻はつぶれ
 て、目元は隆起して、格闘家の顔になっている。すごい仕事
 だよなあ、と思った。

   さて、正月は、ほとんど家にこもってパソコンに向かって
 いる。次回作を書きつつ、情報収集も兼ねてネットサーフィン
 に時間を費やしている。つくづく、世の中にはいろんなサイト
 があるなあ、と思う。思わぬところから意外なサイトに飛んだ
 りして、ほほ〜と思っているうちに、どんどん時間が過ぎてい
 く。
   そこで、あらためて思うんだけど、サイトってほんとに作っ
 ている人の性格が表れるんだなあ。もちろん、素性がバレな
 いからこそなんだろうけど、明らかに悪タレつくために作られ
 ているサイトや、わざと読んだ人を不快にさせる意図を感じる
 サイトもたくさんある。
   まあ、そういう世界だから勝手にやればいいんだけど、そ
 ういう人が現実の社会では全然違うこと言って生きているん
 だとしたら、またまたまさに人生はコントですな。文句がある
 んなら、ちゃんと顔をさらして言うべき筋で言えばいいのに。
 でなきゃ、何も変わっていかないし、結局は大声でグチ言っ
 てるだけじゃん。
   ・・・と、憤りを感じてしまう自分もまだまだ青いな、と思い
 つつ。2003年の始まりです!

 p.s.そうそう、今年の初夢は、とってもいい夢だったよ。
     あまりうれしくて、見たあと一度目覚めてしまったので、
     よくおぼえてる。
     まず実現はしそうにないけど、一応人には言わないで
     おこうっと♪