12月31日(火)
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昨日は、日中家にこもっていたが、夜から新宿ではりうねえさんと賢ちゃんと3人で飲んだ。たくさん話して楽しかった。二次会は久しぶりにカラオケに行った。2人ともとっても歌がうまくて、感動。
さて、2002年もいよいよ終わろうとしている。
今年はどんな年だったのか、振り返ってみよう。
腹筋が痛くなるほど大笑いしたこともあったし、翌日普通に目が開かないほど大泣きしたこともあった。天にも上れそうなほど舞い上がったこともあったし、穴を掘って地球の裏側まで行きたいほど恥ずかしかったこともあった。「よっしゃ、がんばった!」と自画自賛したいこともあれば、「おいおい、何やってんだよ」と自己嫌悪に陥ることもあった。充実してたっぷり満たされた気持ちになったことも、なんとなくクサクサしてさびしい気持ちになることもあった。真剣なときも、ふざけているときもあった。温かいときも、寒いときもあった。でも、当たり前なんだけど、どのときもこの自分だったんだよなあ。ほかの誰でもなく。
私にとって2002年は、行動の年だったような気がする。仕事においても、芝居においても、とにかく今の私にできるだけのことをしよう、と思った。そして、機会がある限り、いろいろな仕事や集まりに参加してみた。本来は、新しい集団の中で自分の立場や振舞い方を見出していくのが苦手なほうなので、勇気の要ることだったが、そのたびにおつりが来るほど実のある出会いがあった。今年ほど、新しい知り合いの増えた年はなかったように思う。そのうえ特に大病も大怪我もしなかったし、365日を元気に走り抜くことができた。
一方、人と関われば、そのぶん自分があらわになる。芝居なんていう密度の濃い関わり方をすればなおさらである。欠点や足りないところも含めて、自分の感情や性格や表現のしかたを、あらためて目の当たりにすることもあった。それはきっと、周りの人にとってもそうで、付き合いにくいと感じさせたり、ひょっとすると誰かを傷つけたりしたこともあったんじゃないかと思う。そして、ひたすら走っていたために、まわりの風景も目に入らず、音も風に紛れて聞こえず、あわてて荷物を落っことしたり、給水所を素通りしたりしていたかもしれない。
来年は、今年の出来事に、どんな意味をもたせていくのか考えながら、歩いていきたいと思う。問題提起はたくさんあったので、それをひとつひとつ大事に考えていきたいと思う。そうする中で、自分のこれからの方向性が決まってくるだろうし、人間としてもうひと周り大きくなれるかもしれない。いや、なれるといいな。
それから来年は、自分が女性であることをもう少し意識していきたいと思う。ここ数年、私は自分の女性くささや、それを前面に出すことに対して頑なに拒否反応を感じていたけれども、そろそろもう少し素直になってもいいような気がしてきた。そして、女性としても素敵な人間になりたいと思う。
今日の気球速度:時速75km バイバイ、2002年。
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12月27日(金)
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年賀状を書いている。私は人の住所をきちんと整理しておくのが苦手なので、だいたいこの時期に古い年賀状や手紙の類をひっくり返しては、あて先を調べ出すのに苦労する。ずいぶんご無沙汰な人もいて、去年出したのか出してなかったのか、はたまた喪中だったのか、すっかり忘れていたりする。みんな元気かな。
昨日、まさみさんと下北沢へ芝居を見に行った。下北沢は、劇場もたくさんあるし、こまごまとした雑貨屋や、あやしい古道具屋や、おしゃれなカフェや、いろいろな店が混在していて楽しいので、好きな街のひとつ。忘年会シーズンのせいか、街はとても混んでいてにぎやかだった。
昨日の作品は、劇団イエロー・ドロップスの「ヤラズビキニ」。小野坂さんが出演しているのと、心さんが音響オペをつとめているとのことだったので、楽しみに見に行く。私とまさみさんはチビッ子なので、最前列の席を確保し、開演を待つ。観客は出演者の知り合いが多いのか、入ってくる人、入ってくる人なんとなく芝居人ぽい雰囲気の人が多かった。実際、舞台で見たことのある人もいたし。
作品は、滑稽になりきれないコメディという感じ、だったかな。やっぱり、魅力あるキャラクターと役者のテンションは大切だなと思った。小野坂さんは、相変わらず(?)巨大なアフロヘアが似合っていた。場の空気を作り出せる役者さんていいな。
終演後、客席頭上のオペルームを見上げると、心さんの姿が・・・マスターキー次回公演の演出もつとめるかたわら、最近は次々と音響の仕事もこなしていて、ほんと精力的だなあ。公演はまさに暮れも押しせまった30日までとのこと。最後まで芝居漬けの2002年!残りの公演もがんばって〜!と心の中で声援を送りました。
帰りはやっぱり、「ちょっとだけ」と言いながら飲み屋へ。劇場がちょっと乾燥していたのか、ビールがとっても美味しかった。芝居のことや仕事のことや、とりとめもなくしゃべりまくっていたら、もう12時を回っていたので、あわてて店を出た。ああ、いつものことながら、いったいどこが「ちょっと」なんだろう。まあ、いっか。
今日の気球速度:時速80km
今日はバリバリ仕事した。明日もバリバリ仕事する。
私の中ではそれで仕事おさめ♪
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12月24日(火)
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このところずっと日記の更新をさぼってしまった。なんだか慌ただしい日々だったもんで・・・今年の12月は早かったなあ。
というわけで、今日はクリスマス・イブ。私は家で『ビューティフル・サンデイ』のビデオを見ました。見るたびにやっぱりウルウルきて、飽きないなあ。同じ芝居でも見るときによって感情移入の場所が違うんだ、と再発見。今日の私は、ゲイのヒロくんに見入ってしまった。クールな中にも、心の綾を見せるあの表情。かっこいい。その彼が、心情を吐露し、男同士がぶつかり合う場面で、私は必ず泣くことになっています。
昨日は、年内最後の稽古だった。今年最後だし、クリスマスだし・・・と思い、稽古の後半では既成の台本を使って読み合わせや簡単な立ち稽古をした。
選んだのは、座・キューピーマジックの『黒いスーツのサンタクロース』という作品。これは、私のとても好きな作品で、今年はやらなかったようだが、ここのところずっとクリスマスの時期に上演されていて、私は3年連続見に行っている。そして、そのたびに号泣する(よく号泣するよね、と劇団員の突っ込み。はい、そのとおりです)。クリスマスの稽古にはぴったりじゃありませんか!冒頭のシーンを、みんなで役を交替しながら何度も繰り返す。妙にハマリ役の人、ふだんあまり見られない意外な表情を見せる人、やっているうちにどんどん変わっていく人、みんなそれぞれおもしろくて笑いっぱなしだった。もちろん私も参加したが、好きな作品を実際に演じてみるのはとっても楽しかった。
稽古終了後は、月ちゃんの指示のもと、忘年会に備えてそれぞれ準備。ケーキを仕上げる者、飲物を買い出しに行く者、おかしを買い出しに行く者。私とまさみさんは、ケンタッキーでパーティーバーレルを購入。バーレル持ってるだけでなんかうきうきする!
月子邸に到着。新居はとってもきれいなお部屋でしたぞ。ダイニングには、手作りケーキが豪勢に2つ!そのうえ手作りグラタンが登場!月ちゃんの家庭的な主婦ぶりには本当に頭が下がるのであった。総勢10人で、クリスマスパーティーと忘年会を兼ねて、大いに盛り上がったのでした。
さて、これで年内の稽古は終了。年明けの稽古再開までの間に、次回公演の台本がはかどる・・・・・はず・・・・・。
今日の気球速度:時速70km 今日は休肝日。
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12月9日(月)
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昨日、「どうせなら雪でも降ってくれれば・・・」なんて書いたからって、いきなりこんなに降らなくても!おかげで中央線はもちろん遅れ、朝は40分くらい遅刻してしまったよ。ものすごいラッシュの中で手袋はなくしてしまうし、おかげで外では凍えそうだった。さぶ、さぶ。
今日は、久しぶりにマスターキーの稽古場に行った。もともと今日は行くつもりだったのだが、あいにくの天気・・・でも、稽古場は熱かったぞ!しかも、とまっちも来ていて、なんだかうれしかった。今度のマスターキーのチャレンジ公演では、またとまっち&優ちゃんのコンビによる音響&照明の舞台美術が見られるそうです。楽しみ!
しばらく気球計画の稽古にしか参加していなかったので、今日の稽古はなんだかとても新鮮だった。稽古内容はほとんど気球計画でやっているのと変わらないんだけど、自分が仕切っていないぶん、ゆっくり自分の体を感じられたような気がしたし、一つひとつの稽古を味わいながらできた気がする。ちょっと本読みにも参加させてもらえて、とても楽しかった。今日やった拍手まわしは、明日の気球の稽古でもやってみようっと。
考えてみれば、1年前の今ごろはマスターキーの公演前で、せっせと稽古場に通っていたのだった。ふとあのころの気持ちを思い出して、なつかしくなった。
帰り道、雪でまわりの景色が見違えるようだった。空気が濡れていて、しんとしていて、気持ちがよかった。
今日の気球速度:時速80km
1年前に比べたら、だいぶ体が柔らかくなった。
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12月8日(日)
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今日はむちゃくちゃ寒かった!どうせなら雪でも降ってくれればまた楽しいが、ただ寒いのはいやだのう。それにしても、街はどこもイルミネーションがきれいです。寒さで空気が澄んでいるから、よけいきれいなんでしょうねえ。寒いのは嫌いだけど、私は冬が一番好き。
今日は、夕方から築地に行って、ブディストホールで芝居を見てきた。このホールは、築地本願寺の中(!)にあるんだけど、こじんまりとした規模のわりに客席や舞台の感じがとってもよくて、いいホールだった。
今日見たのは、男性ばかり4人からなるLIVESというグループが織り成すオムニバス形式のコメディ。たまたまBACK STAGEの稽古場見学にも記事が載っていて、なかなかタイトな稽古をしているみたいで楽しみだったんだけれども、これが当たりでとっても面白かった。
弱気な高校教師たち、いい年して売れないヘビメタをやっているバンドマンたち、合コンでいかにもお呼びでないタイプの男たちなどなど・・・4人が、ころころとキャラクターを替えて、いくつものストーリーをつないでいく。どのキャラクターも、いかにも「いるいる、こういう人!」という感じで、みんな必死に生きているのにそれがなんともおかしくて、たくさん笑ってしまった。「人生はコント。人間はコメディアン。人生は素晴らしい、人生は笑える、みんな、生きている」というキャッチフレーズが、いかにもぴったりで、こういうの好きだー!と思った。タイプは違うけど、私も同じように思う。どんなに奇想天外な物語を考えついても、必死に生きている人間の姿ほど、ドラマになるものはない。別に、なんのギャグも言ってないのに、そのありさまがおかしくておかしくて仕方ない。必死であればあるほどコントになってしまう。笑いながらなんだか妙に涙が出てくるときもあった。悪気はないのに、がんばってるのに、物事がうまく運ばないときってあるもんだ。おかしいのに、切ない。
そう言う私の人生も、けっこうコントかも、と思いながら帰りました。
おもしろい芝居を見たのはいいけれど、なんとなく体のふしぶしが痛くて体がだるい一日だったな。風邪ひいたのかも。早く寝ようっと。
今日の気球速度:時速70km 栄養とらなきゃ。
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12月5日(木)
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私は、精神保健に関する季刊メールマガジン「らぽ」の執筆に関わっているのだが、昨日編集会議と忘年会(早い!)があった。
この集まりは、職業も年齢もさまざまな人たちが参加していて面白い。心の病は社会的な理解とケアが必要である一方、啓発活動がまだまだ立ち遅れている分野でもあり、こういう形での取り組みは珍しいし、大切だと思う。今年の初めごろに発足してから、まだ細々とした活動ながら、少しずつ配信数も増えている。私自身は、その道の専門家ではないので、結局好きなことを書き散らしているだけなのだが、まあ、そういう立場でのかかわりも大事、ということで参加させてもらっている。
「らぽ」の編集長とは、以前私が参加していたボランティア活動で知り合った。その活動は、やはり精神保健の啓発を目的とした取り組みで、当時は演劇形式でやっていた。編集長氏は、もともと芝居をやっていた人で、そこの演出をつとめていた。もちろん、ボランティア活動だし、芝居をやることを目的とした集団ではなかったわけだが、高校時代以来とんと演劇から離れていた私は、そこで芝居の面白さに再会した。今から思うと、ぽっと参加した私がそこまで面白さを味わわせてもらったのは、演出・制作をはじめとしたスタッフの配慮に恵まれていた、ということなのだが。あの当時、私は23才だったはずだから・・・う〜ん、月日のたつのは早いなあ。それから、私はボランティア活動を離れて芝居をやるようになって、今に至る。でも、以前一緒に芝居をしていた仲間と、こうして今も形を変えて関われるのはとても幸せなことだと思う。
「らぽ」のみなさんは、「メゾン」もそろって見に来てくださった(うれしかった)ので、昨日は、その感想やダメ出しなどを聞いて、ひとしきり盛り上がった。それから、初演出に際して感じたことや悩んだことも含めて、芝居について熱く語り合ってしまった。メゾンが終わって以来、誰かとこうして芝居について一生懸命話し合うのが久しぶりだったので、私はとてもうれしくて、水をごくごく飲んだような気持ちになった。
今回初めて演出をやってみて、私は以前は全然分かっていなかったことがいろいろ見えてきた。自信を喪失することもあり、いらいらすることもあり、葛藤の連続だった。もっともっと「こうしたい」という思いがあったけれど、それをうまく伝えることが出来なかったり、他とのバランスがうまくいかなかったりした。それは、ひとえに演出たる私の責任だと思っている。あれは、役者と技術者が、つたない私の意を本当によく汲んで作り上げてくれた芝居だった。
そんな思いを話したところ、編集長氏は大きくうなずいて、そういうものなんだと、でもそういう思いは演出家にしか味わえない、それをさせてくれたまわりの人たちに感謝するべきだよと言ってくれた。それは、本当にそうだと思った。
そして私は、今しかないものを、今しか感じられない思いを形にしてみたいと、あらためて強く思った。それが、作者としてであれ、演出としてであれ、役者としてであれ・・・私にはまだまだ残したいものがあると思った。そして、劇団員をはじめとして、それを応援してくれる人たちがいるのは幸せなことだと思った。
今日の気球速度:時速65km
最近仕事忙しすぎて、頭が出血しそうな感じ。
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12月2日(月)
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きてます。きてます。筋肉痛。
昨日、稽古再開ということで、1ヶ月ぶりにストレッチや筋トレ、フットワークなどをした。稽古は1ヶ月ぶりとはいっても、特に私は本番前はいろいろな準備や打ち合わせであまりまともに基礎練に参加できなかったこともあったので、2ヶ月近くやってなかったかも・・・。足は今のところそれほどでもないけど、腹筋の筋肉痛がず〜んときてます。
久しぶりに基礎練のみの稽古は、時間も気持ちもゆっくり流れていくようで楽しかった。体を思いっきり動かしたり、大きな声を出すことってやっぱり無条件に気持ちいいんだ〜!と実感する。
そして、昨日は私の誕生日だったので、稽古のあとみんながお祝いしてくれた。まあ、といっても、いつものように飲みに行っただけなんだけど、とまっちと優ちゃん、びっきーも飲み会から参入してくれた。びっきーから、ブックカバーをいただいた。おーし、これで本を読みまくるぞう!とまっちは、いよいよ例のブツの完成版を。メゾンのサントラCDである。これは、まさにお宝。大事にします。喜びのあまり、昨日はちょっと飲みすぎたようだ。
と、いうことで、私は29歳になった。
29歳ねえ・・・28歳と29歳とは、そんなに違う気がしないので(私の中では15才と16才、23才から24才などはずいぶん違う気がしたのだが)、あんまり実感がわかないな。でも、今年は20代最後の年ってことだ。どんな年になるんだろう。やりたいことや、なりたい自分に向けて、今できることをひとつずつ、着実にやっていきたいと思う今日この頃。年齢に関わらず、魅力的な人間でありたいものです。
私の20代は、いろんなことがあったけど、そう悪いもんではなかった。やりたかったことも、いろいろできたし。最後の一年、いい感じでしめくくろうと思います。
今日の気球速度:時速70km
おめでとうメールをくれたみなさん、ありがとう!
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