過去の日記へ

6月30日(日)
  

 おはよう。今日は早起きしたよ。
 よく憶えてないのだけれど、なんかいい夢を見たらしく、起きたときから機嫌がよかった。わ〜いわ〜い。

 昨日の土曜日は、まず新宿のさくらやでデジカメを購入。もう当分買うことはないので、思いきって清水の舞台から飛び降りてしまった。イタタタタタ・・・でも、うれしくて笑いがとまらない。

 それから、サ奈さんと2人でビッキーのコーラスを聞きに大井町へ。時間ギリギリに慌てて到着すると、受付にビッキーがいた。お〜、ビッキー働いてるねえ。
 ホールは1000人以上入る大きなホールだったが、座席はほぼまんべんなく埋まっていた。それから現役の大学生・OBを含め、120人あまり(地道に数えてみた)の人が入れ替わり立ち替わり歌う。私には合唱のたしなみはないが、これだけの人間が気持ちをひとつにして音楽をつくるのってすごいよなあ、と思った。しかも、自分のおじいちゃんぐらいの年齢のOBもいる中で、みんなをまとめる役の人はどんな人だろ。

 それから、中野のMOMOで芝居を見た。
 シアタープラネッツのチケットプレゼントでたまたま招待券をもらった芝居。最近、私は小劇場の芝居をよく見に行くようにしている。つまらないこともあるが、少なくとも小屋の雰囲気は分かるし、舞台美術が参考になるし、一人ひとりの役者を見るのが面白いから。
 ところが、昨日の芝居は本当におもしろくてすごくラッキーだった。最近、あまり素直に芝居を見れない傾向があって、自分でも嫌だなあ、と思っていたのだが、昨日のは思いっきり引きこまれた。テンポがものすごくよくて、ストーリー展開も「それから?それから?」と身を乗り出したくなるほど魅力的で、まったく時間を感じなかった。そして何より、役者が全員力いっぱい、という感じでとても生き生きしてカッコよかった。「くっ、くだらない・・・」サ奈さんと2人、一番前で笑いっぱなしだった。要はコメディーでくだらないんだけど、愛と脈絡のあるくだらなさと言おうか、そんな感じ。見終わった後も、2人で居酒屋でずっと、あの役者がいいとか、あのシーンがよかったとか話しこんで、とても楽しかった。
 あんな芝居がやりたいなあ。いつか。
 本当はもう一度見に行きたいところなんだけど、残念ながら今日が楽日。しかも時間が思いっきり稽古とかぶっているので無理。え〜ん。次回公演に期待しよう。

 というわけで、さあ、今日は稽古だ!がんばるぞ〜!



今日の気球速度時速250km
 ものすごい速さで飛ぶ気球。想像するとちょっと怖いけど、今日の私はそんな感じだ!いろいろと機嫌よし。

  

6月29日(土)
  

 昨日は、マーケンと、以前一度稽古場に来てくださったユキエさんの舞台を見に行った。
 小屋は、明石スタジオ。高円寺の駅からすぐのところにある、いい感じの小劇場である。先週もここで芝居を見たのだが、同じ空間が今週はどんなふうに変身しているのかと思うとまた楽しみだった。
 舞台は豪華客船。2階建てになっており、階段で登り降りできるしくみ。くるくる回る照明で灯台の雰囲気を出したりして、なかなか素敵な舞台だった。
 脚本が、よくできていた、と思った。絶対にありえない話なのだが、もしかしてこんなことが起きたら・・・と考えるに十分な説得力があったし、ラストを見てから前半を思い出したときに、「ああ、そうか」と思い当たる伏線がきちんとあったりしてよかった。
 勉強になったことは、やっぱり芝居はテンションが大事。テンションが低いとせっかくのものがこちらの気持ちに届いてこない。筋を追って、ふむふむ、そうか、と理解することはできても、なんとなく他人事みたいで感情を動かされることがなかった。いい本だっただけにもったいない。最低限、声だね。しっかりと大きい声で話すだけでもずいぶん違うだろうに、と思った。声が大きくなったところだけ、芝居が開いている感じがした。
 ・・・まあ、もちろんそういうことはどこの芝居にも言えること。うちの芝居も、本番を迎えるまでにはもっともっと・・・。いろいろなところのを見て、たくさん気づいて、いいとこどりしていこうっと。
 ユキエさん、おつかれさまでした。どうもありがとう。

 今日はこれから、新宿でデジカメを買いに行きます。
 いえ〜い!デジカメ!ずっと欲しかったの!
 それで、いろんなもの激写するんだぁ!
 稽古場の写真も、すぐにHPに載せられるしね。
 どんなの買おう。さくらやのお兄さんと相談しよう。

 それから、びっきーの合唱です。
 美しい歌声で、心を洗ってくることにします。
 


今日の気球速度時速55km
  私は暑いのが苦手。客席の空調にも気を配らねば。
  

6月26日(水)
  

 昨日の稽古は、前半、宝塚だった。要するに、女性ばっかりだったっていうこと。女子校経験のない私にはなんだか新鮮な雰囲気だった。しばらくしてサノくん、ぶっさん、とまっちが来て、フツーの劇団になる。

 抜き稽古では、とにかく笑った。劇中で、一部ダンスシーンがあるんだけど、まだ全然振り付けは決まっていない。そこで、とりあえずアドリブでそのシーンをやってもらったらみんなすごい面白くて、大笑いしてしまった。ちょうどそこにとまっちが、「このシーンに考えてきた曲があるんですけど・・・」とCDを取り出す。聴いてみたらこれがまた実にそのときの雰囲気にピッタリで、その曲でやってみることにした。
 え?振り付け?考えるよ、考えるからちょっと待ってってば。

 今日、ダンスの振り付けを考える参考になるかな、と思い、ジムでジャズダンスのクラスに参加してみる。ジャズダンスは初体験なのでちょっとドキドキ・・・うう、でもやっぱりいきなりうまくはいかないものね。きちんとできればかっこいいはずなのに、どうも私がやると「へ〜んしん!」とかやってるみたいで何かが違う。なぜか床を転がって決めるフィニッシュも、ごろごろと不穏な音がしてとてもダンスとはいえない。あげくにものすごく目が回ったし。う〜む。
 ・・・振り付けはダンスのビデオでも見て、じっくり考えるとしよう。
 それにしても、今日のジャズダンスのインストラクターは、40代か、もしかしたら50代に届いているかぐらいの女性だった。でも、体は細くて、私よりもずっとやわらかくて、かっこよかった。やっぱり長くダンスをやってきた人の体は違うな〜。



今日の気球速度時速60km
  もう梅雨はいいよ。雨は嫌いなんだってば。

  

6月23日(日)
  

 あー、日曜の朝だ。めずらしく早く起きたぞ。二日酔いでもないぞ!うしゃー。

 昨日の稽古は、1時から5時までの4時間。基礎練のあと、わりと人数も集まったので、ちょっと遊ぶことにした。最初のころは毎回遊んでいたが、台本ができてからはさすがにそう遊んでばかりもいられなかったので、しばらくぶりだ。
 最初、なまえゲームや山手線ゲーム。定番だが、スピードが早くなるとけっこう集中力を使う。それから、ワニごっこ。これは、要は鬼ごっこなんだけど、鬼はホフク前進で、つまりワニ状態でみんなを追わなければならない。タッチされた者もまたワニとなり、鬼はどんどん増えていく。最初の一人が大変なんだけど、ワニが2人になると、連携プレイができるのでかなり威力を増してくる。そしてどんどんワニが増えてくると、逃げているほうはむちゃくちゃコワイ!ワニがごろごろと横たわり、自分めがけて向かってくる光景は、夢に出てきそうである。それから、名前を呼ぶ鬼ごっこや、手つなぎ鬼をやった。
 遊ぶの、大好き。大人になってしまってからは、なかなかこんなふうに全身を使って遊ぶこともないけれど、やってみればほんとに楽しい。遊び仲間とは、仲良くなれるし。

 休憩時間、MASAMIさんが一冊の本を取り出す。
 それは、姓名判断の本だった!しかもかなり分厚い!彼女は、芸名を決めるのにちゃんと画数や吉凶を調べて決めたのだとか。たしかに、ぱらぱらとめくっただけでも、『なまえで変わった私の人生』とか『たった一画で天と地ほども違う運命』などと書いてあるので、妙にそわそわしてくる。自分の名前も調べてほしい、とみんなMASAMIさんに殺到。

 松田凛も芸名ですが、私はMASAMIさんのように思慮深くないので、今から思うとかなり適当に決めてしまったな。ちなみに「りん」は亡くなったおばあちゃんの名前。私が覚えているかぎり、病気で半身不随の生活を余儀なくされていたのだけれど、それでも片手で何でもやって、創作意欲が旺盛で、絵を描いたり編物を教えてくれたり、いつもしゃんとした人だった。よく怒られもしたけれど、尊敬していたので名前をお借りしました。

 さて、そろそろ出かけるしたくを始めよう。
 


今日の気球速度時速70km
今日はこれから昨日サノくんが教えてくれた芝居を観に
行く。なんでも、うちの芝居と同じくアパートを舞台にした
芝居なんだとか。舞台の使い方など、いろいろ学べそう
である。楽しみ!行ってきま〜す。

  

6月20日(木)
  

 おとといは、MASAMIさんの誕生日だった。稽古の帰り道、 「お誕生日記念に、軽く飲んでいく?」ということになり、最近よくご用達のもて○○やへ。稽古の後のビールはやっぱりうまい!途中、稽古には来られなかったサノくんも来て、しばらく合流。夏の稽古合宿について話が盛り上がった。合宿・・・いいよなあ。朝から晩まで稽古して、晩から朝まで飲めるよ(冗談だってば)。
 途中マーケンとビッキーが帰り、サ奈さんとMASAMIさんと私の3人に。大人の女たちの話に花が咲いて、あっという間に日付が変わってしまった。いったいどこが「軽」いんじゃ!あげく、私はなぜかMASAMIさんを逆方向の電車に乗せようとする酔っ払いぶり。翌日は見事に二日酔いでした。うぷっ!

 公演までの稽古予定を書き出してみた。
 まだあと4ヶ月もあると思いきや、何せ稽古が週に2日しかないので、実はそんなに多い回数ではない。あと40回もない。まあ、本番間近になってまだここはもう少し・・・ということになれば稽古を増やすが、実際問題、平日はみんなの集まりが7時とか8時とかになるので、回数を増やしてもあまり能率は上がらない気がする。今でも、3時間ぐらいの稽古だと、基礎練をして十分からだが温まり、稽古を始めてようやく調子が出てきたところで慌ただしく終わりになってしまう。そこで、もう少し間近になったら土曜日の稽古時間を長くすることになった。

 いろいろ不安材料はあるにしろ、これからたくさんの葛藤が待っているにしろ、本番までの時間は本当に幸せだと思う。いくら覚悟していても、集中して取り組んだ舞台であればあるほど、私は終わったあとの虚脱感にとりつかれる。自分の中に入っていたキャラクターが抜けていくまでに時間がかかるし、その別れがさびしい。そんなふうに自分ごととりつかれてしまうというのは、本当は器用な役者じゃないんだろうけど・・・。今回は初めて作・演出としての関わりだけど、終わったあとどんな気持ちになるんだろうな。

 作っている時間は幸せ。衝突しても、悩んでも、うまくいかなくても、ああでもない、こうでもないと、試行錯誤していられる時間は幸せ。だからその幸せをしっかり意識して、本番までの貴重な時間を楽しみたいと思う。
 


今日の気球速度時速50km
       いくらなんでも最近飲み過ぎ。反省・・・。

  

6月17日(月)
  

 今日は、ジムに行った。
 この半年ほど、いろいろ忙しくてただの高い銭湯になりつつあったが、今日はしばらくぶりにエアロビクスのクラスに参加。 今日参加したクラスのインストラクターは、珍しく男性だった。これでもか、というほど爽やかなイメージで、当然のことながらものすごくしまった体つきで、おそらくバレエでもやっていたような身のこなしで、カッコよかった。でも「ねえ、寒くなぁい?」と、なぜか微妙に女性的なのが気になった。
 久しぶりで、なんとなく勘を取り戻すのに時間がかかったが、やっぱりエアロビって楽しい!大音響の中で体を動かしているだけでも、どんどんテンションが上がってくる。終わる頃にはほんとに汗びっしょりで、体中がどくどく言っていた。でも、それだけ動いても、エアロビの疲れってマラソンとか競技スポーツとかと違って、苦しくはないんだよね。もっとやっていたいというか。アドレナリン効果かしら。
 もともとエアロビクスを始めようと思ったのは、芝居に役立つと思ったからだった。私は子供の頃から運動が苦手だった。運動会のかけっこではだいたいビリかその次だし、ほぼすべてのスポーツが不得意だった。どちらかというと外で駆けまわって遊ぶより家の中で遊んでいたいタイプだったのだが、芝居を始めてからは動くのが楽しくなった。運動着に着替えるのもメンドくさくなくなった(つまりそれまでは、それすらもメンドくさかったということだ)。で、基礎体力をつけるために、そして身体感覚を養うために何かしようと思って、エアロビクスを始めた。運動は嫌いだったけど、ダンスとかは好きだったから。簡単に始められるし、上の方のクラスを受けると振り付けが難しくなってやりごたえがあるし、あれだけ大きな鏡に全身をうつしてしげしげと自分の姿を見る機会もそうそうない。芝居をやる人間にとっては大切なことだと思う。まあ、とはいえ、頻繁に通っていたときでも週3回ぐらいだったので、それがどれほど効果をもたらしているかはさだかではない。でも、楽しく続けられているから、きっと私に向いていたのだろう。
 そして明日はまた稽古だ!がんばるぞ〜!どんどん脂肪を燃やすのだ〜!・・・先日受けた健康診断で去年より2キロ太っていることが判明し、ガクゼンとしたりんでした。みんなっ、明日も腹筋よっ!・・・とほほ。



今日の気球速度時速80km
ひさびさのエアロビにぐんぐん加速!いえ〜い!
明日の筋肉痛がこわい・・・いや、明日ならまだましか!?

  

6月16日(日)
  


 
昨日の稽古は、遅れてきたメンバー、途中で帰ったメンバーも含めて結局11人集まり、にぎやかだった。まずは、みんみんとチラシのことについて再度打ち合わせ。劇場の地図なども渡し、裏面制作にとりかかってもらう。そろそろ、安い印刷屋さんを探さないとな〜。稽古は、暑さのせいか、なんとなくみんな元気なかったような気がする。夏はこれからだー、みんながんばろうー!ファイトー、いっぱぁ〜つ!

 今日は、友達の劇団の公演を見に行った。
 劇場は銀座小劇場。駅からも近く、いい場所にある劇場で、客席もしっかりしている。私は初めて行ったのだが、気球計画が旗揚げ公演で使わせてもらうアドリブ小劇場に雰囲気が似ていて、参考になった。
 芝居は、その劇団の旗揚げ公演の作品の再演だった。舞台美術もきれいだったし、役者も生き生きとしていて、作品や演出にもていねいに手をかけてつくられたあとが端々に見えて、いい作品だと思った。
 初演のときのことは、何しろ4年前のことなので、ストーリーもおぼろげにしかおぼえていなかったが、見ているうちに「ああ、こんなシーンあったなあ」と思ったりしてなつかしいような気がした。それにしても、4年。歳月は人を変えるな。役者は、新しく加わった人もいるし、ずっとそこでやっている人もいるし、前回とは違う役をやっている人もいた。でも、脚本からして、いい意味で4年前とは全然違っていて、役者もそれぞれステキになっていた。一人ひとりがこの4年間をどんなふうに過ごしてきたか、そしてこの劇団が4年間どんなふうに歩んできたか、ということに思いを馳せた。
 あんたもやろうとしてるくせに・・・と言われそうだけど、劇団をつくることって大変なことだと思う。そして、それを持続していくことは、もっと。だって、一人じゃできないからだ。そのうえ、一人ひとりがみんな変わっていく。変わっていく大勢で、ひとつのものを創ろうという意志を持ちつづけるのだ。ひとつのものを一緒に創れるだけの、関係を保ちながら。それは、とてもステキなことで(だからやる)、とても難しいことだ。今日は、それを成し遂げている身近な劇団を目の当たりにして、とてもいいなあ、と思った。もちろん、いつの日か、気球計画も・・・と思った。
 
 まあ、それはさておき、休みの日の銀座っていいねえ。店先にものすごくおしゃれな夏服が飾ってあったり、道行く人もなんとなく華やいだ雰囲気で楽しそうだし。



今日の気球速度時速65km
 朝、ちょっと眠りすぎてスタートダッシュに遅れをとった。

  

6月12日(水)
  


 昨日の稽古はおもしろかった。
 とまっちがいろいろと音を作ってきてくれたので、さっそくそれを聞かせてもらう。何しろ作者が、自分じゃできないくせにあちこちに『機械音』とか『影の声』とか、好き勝手に
台本に書いているので、苦労かけます・・・。でも、「ためしに作ってみました」とサラッと言うその音を聞かせてもらうと、ものすごくイメージが合っていて、雰囲気が出て、いい感じ!やっぱり、音響の力ってすごいなあ、とあらためて思う。そのシーンの雰囲気を左右するし、見る側の意識も左右される。だからあまり「いかにも」なBGMを多用した芝居はどうかと思うのだが、私が選曲すると思いっきり「いかにも」になりそうなので、ここはとまっちの若いセンスと、心さんのピュアな感覚に期待しようっと。
 役者は、昨日は男性がマーケンしかいなかったので、彼にいろいろな役をやってもらい、シーンによっては女性にも男性役をやってもらった。みんなの意外な(?)一面を見ることができて、とても楽しかった。

 今日は、久々に何も予定がなかったので、仕事の後まっすぐ家に帰ってきた。それからベッドでごろごろしながら「模倣犯」を読む。いい子は真似しちゃいけませんよ、寝ながら本読むと目が悪くなりますからね。でも、私はこういう時間がとても好き。で、途中少しうとうとしたりもして、でもまた目覚めて続きを読みふける。B&C&Pのページにも書いたけど、この作品は、すごく先を読みたくなるものの、あまりに描き方が緻密で、今のところストーリーにも何の救いもないので、読んでいて疲れる。で、私はハマると最後まで一気に読みたくなるので(天童荒太の「永遠の仔」は、まさにそうだった。あれはすごいよ)たまに読書で徹夜しちゃったりする。でも、今日は絶対寝るぞ。絶対。



今日の気球速度時速70km
わりと安定な一日。
元来多動な私にとっては、むしろ微妙にそわそわしたりもするが。

  

6月9日(日)
  


 桜木町に着いたら、青い人でいっぱいだった。

 いや、別に未熟者が大勢いたわけではなくて、もちろんワールドカップのあの青いシャツを着ている人がものすごく多かったということ。その全員が競技場に行くわけでもあるまいが、とにかく横浜は町全体がサッカー熱に包まれ、あちこちに立っている警備員の姿がまたその雰囲気に拍車をかけていた。競技場で見ることはできなくても、できるだけ近いところで、空気を感じながら応援したい、という人も多いらしい。そんな客を狙って、「ワールドカップ放映します」とあちこちの店に張り紙がしてあるのもおもしろい。この日のために、大画面を用意したのかな。

 で、まったくのサッカー音痴の私は、別にサッカーを見に横浜に行ったわけではない。「ワールドカップって、横浜スタジアムでやるの?」と言う私の隣で大笑いしていたのはサンダルやっこ氏。
 そう、今日は彼女と、桜木町にある劇場にお笑いを見に行ったのだ。彼女のお笑い好きは筋金入りで、新人のお笑いタレントなども実によくおぼえていて、いつも感心する。4月にオープンしたばかりというその劇場は、にぎわい座といって、とてもきれいで使いやすそうな劇場だった。寄席などにも使うとあってデザインは和洋折衷、桟敷席などもあったりしておもしろかった。今日のお笑いは、まったく無名のお笑いの人が出てきて競い合うコーナーと、ゲストのお笑いタレントのコーナー。つまんない人も笑える人もいたけれど、みんなよくやるなあ、と思った。

 私はちっともお笑いに詳しくないし、ふだんもあまり見ないんだけど、それでもおもしろいのと、そうじゃないのとの差はなんとなく分かる。つまんない人たちは、いっぱいいっぱいになっている。単純に緊張しているのか、頭の中のネタを追うのに必死なのか、見ていて切なくなってきて、早く終わらせてあげようよ、と思ってしまう。とても笑いものにはできない。おもしろい人たちには、余裕がある。だからアドリブもきくし、ネタがすべってもそれはそれで笑える。自分たちが楽しそうで、ずっとやっていたそうに見える。まあ、いずれにしても、私は下ネタと他人(芸能人とか)をコケにするようなネタはあんまり好きじゃないな。なんかひいちゃう。私が一番好きなお笑いタレントは、爆笑問題。

 お笑いを見たあと、海の上をわたる汽車道を歩いて、新しくなった赤レンガ倉庫へ。ん?途中、私たちの前方に人だかりが。そうか、私たちを歓迎しているのかと思ったらそうではなくて、どうやらそこのホテルにロシアチームが宿泊していて、そろそろ出発する頃だというので、人が集まっているらしい。物好きな私たちもその人ごみに加わってしばらく待ってみるが、なかなか出て来そうにないのであっけなくあきらめる。しばらく赤レンガ倉庫でウィンドウショッピングをして、海を見て、暗くなる前に帰宅の途についた。

 地元の駅に着くと、ちょうどあと20分ほどで日本ロシア戦が始まるところだったので、私も一応そわそわとして家路を急ぐ。駅前に大きなスクリーンのある、ふだんからいろいろなスポーツ中継をやっているバーがあるのだが、そこも今日はカウンターの上に人が立つほど盛況で、入り口には「満員御礼」の張り紙とともにシャッターが閉まっていた。

 そして私は自宅で観戦。なんでも見始めるとはまってしまう私は、結局最後まで画面に目を奪われていた。いやあ、すごかった!よくぞ勝った、ニッポン!すごいぞ、稲本!向こうのここぞ、というシュートをよく止めていた楢崎もすごいぞ!サッカー音痴の私には、そうやって決定的な部分の活躍しかよく分かんないんだけど、当然のことながら、誰一人が欠けてもこの勝利はなかったんだろうな。

 マーケンもフーリガンにやられることなく警備の仕事を終えたようだし、仕事とはいえ会場の興奮の中であの勝利を実感できたのはうらやましいな。みんなおつかれさま。



今日の気球速度時速90km
    久しぶりに、本当に広い空を見たような気がした。

  

6月8日(土)
  
 あー。暑いね。ほんと、毎日。毎年夏は経験しているはずなのに、この季節になるとあらためて「そうそう、暑いってこういう感覚だった!」と思い出す。そんで、「暑い」って感覚を忘れていたことを思い出す。

 今日は本当に真夏のような日で、稽古場でちょっと体を動かすと、すごい勢いで汗がふきだして、狭い稽古場はまさにサウナのようになった。そのうえ、半地下のような稽古場だったので、窓を開けても風は通らないわ、虫は入ってくるわで空気が沸騰しそうだった。
 BUSSANと、久々に来てくれたグッチ、遊びに来てくれたサンダルやっこ氏、新婚旅行帰りの月ちゃん、そして今日初めて来てくれたサノくんに、駅前でファンに囲まれてなかなか来られなかったという(?)hiroさんが途中から参加して、少しだけ動きをつけながら、読み合わせをした。今日は人数がそろったので、私は初めて自分が読みに参加しないで、通しで見ることができた。
 ちょっとでも動きが入ってくると、やっぱりただ丸くなって座って読み合わせているときより全然違うな〜。今日は初見の人も少なくなかったのに、実際に立ってもらうとやはり存在感があってイメージがわいてきた。今まで自分の頭の中だけにあったものが、どんどん新しい命を得て動き出しているようで、すごくおもしろかった。
 こうなると、早くキャスティングを決めて、それぞれの役を深めながら、芝居つくりをしたいなあ。そして、音も入れたいなあ。照明はどうしようかなあ。と、わくわくした一日だった。

 家に帰ってみると、今日は稽古に来られなかったみんみんから、チラシの表になる画像が届いていた。絵は前にも見せてもらったが、字がのってさらにいい感じに。チラシ負けしない芝居にするぞ!って、当たり前か・・・。



今日の気球速度時速80km
             もう少しでアドレナリンが出そう。

  

6月1日(土)
  

 もう6月だ。衣替えですよ、みなさん。私はこれが
微妙に気が重い。けっこう時間かかるし、やり始める
と部屋中大変なことになって途中で終われないし。

 さて、今日は6月最初の稽古だった。
 少し早めに着いたので、カーペット敷きの稽古場に
寝転がり(これがまた気持ちいいのだ)、うとうとし
かけていると、「おはようございます」とまっちが大
荷物を持って到着。
 いやいや、その大荷物の中身がスゴイ。稽古場の片
隅に机を出したかと思うと、荷物の中から次々と機材
を出しては並べ始め、あっという間に即席音響ブース
が出現したではないか!その間、私たちの目は点状
態。「ほぉ〜」「へぇ〜」「うわ〜」と感嘆詞以外の
言葉を忘れてしまったかのようにとまっちの手品に見
入る。小手調べに、いまいち音の小さい基礎練用のM
Dをその機材につないで、たちまち大音量にしてみせ
てくれた。う〜む。その道の人には常識なのかもしれ
ないが、私のような音響ド素人の人間にとっては何か
ら何まで驚きの連続であった。

 そして快調に基礎練を終え、前回に引き続いて読み
合わせに入るまでの間に、みんみんとチラシ&パンフ
レットについての相談。今日もまた新しいバージョン
のデザインを持ってきてくれた彼女と、チラシにのせ
る文字のことや、パンフレットの表紙になる絵のこと
で、みんなの意見を聞く。この調子でいけば、意外と
早くチラシができるかも。わくわく。

 その後、稽古場見学ということで今日初めて来てく
ださったhiroさんにも入っていただいて(ちっとも見
学にあらず)、読み合わせを行う。hiroさんは養成所
に通っていたこともあるとのことで、初見にも関わら
ず美しい声での読みはさすが。だんだん、こうしてみ
んなで丸くなって読んでいるだけじゃなくて、早く立
って動きたくなってきた!
 近いうちにキャスティングを決定して、立ち稽古に
入っていけるといいな、と思っている。今日は少し役
者希望者の参加が少なかったのが残念だけど、次回に
期待!



今日の気球速度時速70km
順風に乗りつつもここ数日の暑さに、気球ややへばり気味か!?