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5月28日(火)
  

 今日の稽古は、いよいよ台本の読み合わせ。と、思いきや、稽古場に集まった人数は6名と少なくて、スタッフにもそれぞれ役についてもらい、マーケンには2役を担当してもらいつつ、読み合わせを始める。
 今日初めて台本を手にしたメンバーもいるので、なかなかスムーズとまではいかなかったが、おおまかな展開や、それぞれのキャラクターなどをみんなで把握することができた。人が読むのを客観的に聞いてみると、やっぱりまだまだ説明的なところがあったり、もう少し工夫できるかなあ、というところもあって、とても参考になった。
 土曜日の稽古で、また配役を替えて通し読みできたら、と思う。今日は私も役について読んだ。それはそれでとても楽しくて、役に対するイメージも深まったけれど、次回はできればト書きぐらいにして、客観的に聞いてみたいな、とも思った。

 今日の稽古では、まず卯月さんがさっそく小道具を書き出して一覧表を作ってくれていたので、感動した。書いた私自身が、「そうかあ、そんな小道具も出てくるなあ」というようなところまで詳細にチェックしてくれていて、何事によらず忘れ物の多い私には非常にありがたい。これらの小道具を、これから集めて準備しておかねば。
 また、みんみんが前回お願いしたチラシの絵をさっそく描いてきてくれたのには、またまたびっくりした。そしてこれがまた本当にイメージどおりの絵で、このまま少し字を載せて、すぐにチラシに使えそう。「これ、描くのにどのくらいかかったの?」「のべ1日ぐらいですかね」彼女はこともなげに言うが、まだ台本の全容も見ていない段階で、よくここまでイメージをふくらませて描けるものだ。
 これで、小道具とチラシの手配は順調・・・あとはやっぱり役者だなあ。



今日の気球速度時速80km
            初の読み合わせに興奮して加速!

  

5月27日(月)
  

 
旗揚げ公演の会場がなかなか決まらない。

 こちらの希望条件は、キャパ100〜150ぐらい、10月〜11月の金・土・日の3日間で借りられるところ。半年先ならまだどこかしら空いているだろうとタカをくくっていたのが甘かった。制作のマーケンと、30ほどの小劇場をリストアップして検討してみたが、いいなと思うところは希望の日程がすでに埋まっていたり、4日間以上あるいは5日間以上からでないと借りられなかったりする。また、いろいろ探せば探すほど、だんだんこっちの目も肥えてきて、なるべくなら客席はベンチシートより椅子席がいいな、とか、ある程度舞台と客席の距離がないと、とか、この設備でこの料金は高いなとか、なんだかんだ注文が増えてくるので、よけい決まらない。かといって、記念すべき旗揚げ公演であんまり妥協もしたくないし・・・。さんざんあーだこーだ話し合ったあげく、ようやく劇場を2つまでしぼりこんだ。

 先週、そのうちの一つを内見させてもらった。そこは、客として芝居を見に来たことが2回ほどあったが、フラットな状態を見るのは初めて。予想どおり、広くて天井高も十分で、とても自由に使えそう。料金もそれなりに手ごろ。私の「ここでやりたいメーター」が敏感に反応したが、スケジュールを聞くと土日に関しては9月に一週空きがあるのみで、あとは12月まで空かないとこと。う〜む・・・12月はちょっと先すぎるし、かぜが流行る季節にはあまり公演はやりたくないので、ここでやるとしたら9月か・・・でも9月でできるかなあ。あと3ヶ月ちょっとで芝居を作って、チラシやチケットのこともそろそろ考えないと・・・駆け出し演出家としてはちょっと不安がよぎる。でもまあ、やってやれないことはないかも、と腹をくくったところで、昨日、マーケンととまっちと3人で、もう一つの劇場候補を見に行った。

 浅草橋から歩いてすぐのところにあるその劇場は、はりう姉さんが教えてくれたところ。本やインターネットでも見かけたことがなかったし、私自身は行ったことも聞いたこともなかったのだが、実際に訪ねてみていっぺんで気に入ってしまった。客席は100程度と小さいながら、ちゃんと傾斜のついた椅子席(それもパイプじゃなくて)だし、楽屋もしっかりしている。なんと言っても第一印象が明るくて、入り口が大通りに面していて、1階からそのまま劇場に入れるのがよい。とまっちはオペレーションルームを見て淡々と感激していた。私にはあまり機械のことは分からないんだけど、どうやら機材がすばらしいようだ。おそるおそる「料金表とかあります?」と言って書類をもらうと、これがまた想像以上にうれしい値段。「ここでやりたいメーター」はぐぐっと傾く。日程に関しては、もう一度持ち帰って劇団員の意見を聞いてこないと何ともいえないが、今ならまだ少し余裕がありそうということで、とりあえず仮予約をして帰ってくる。「旗揚げなんです」と言うと、「旗揚げも、うちはけっこうありますよ」と小屋のおじちゃんが優しく応じてくれた。

 帰り道、3人でお茶しながら、いよいよ本決まりになりそうな予感に興奮する。やっぱり、期限が決まってこそ先の見通しが立つというもの。詳細が決まり次第、ホームページでも紹介します。お楽しみに!


今日の気球速度時速90km
  ようやく小屋が決まりそうな予感に、舞い上がる、舞い上がる。

  

5月26日(日)
  
 今日は午後からお台場へ。日曜日だし、お天気もいいし、まわりはカップルだらけ。でも私たちは印刷をしにテレコムセンターへ向かう。いいんだもん。別にうらやましくなんかないもん。

 5人でせっせと印刷作業にいそしむ。この地道な作業は、やってるとだんだん頭の中に疲労物質がたまってくるようで、次第にみんな不思議な踊りを始めたり、妙な鳴き声をたてたりし始めたが、大事に至らぬうちに作業が終わってほっとした。完成した20部の台本は、今日来た以外のメンバーには、次回の稽古で配布する。

 東京都青少年センターには、印刷室だけでなく無料インターネットコーナーやら、卓球台やら、図書コーナーやらがあり、作業後しばらくそれぞれ好きなことをして遊んだ。けんちゃんとるうさんはインターネット、とまっちは書棚の間を徘徊、私とぶっさんは卓球。ぶっさんは卓球が大好きなので、急に生き生きとしていた。みんな順番にぶっさんの卓球の指導を受ける。が、しかし、「おれは賢ちゃんが生まれた頃から卓球をやっていたんだなあ」と気づいた瞬間、ちょっとおとなしくなったようであった。

 帰り道、急に雨が。できたばかりの台本を雨に濡らしてはいけない!ということで、新橋で居酒屋に入る(晴れてても入ったと思うけど)。軽く一杯飲むつもりが、昼間の酒だけにまわりが速かったのか、みんなよっぱらってなぜか『日本の刑事罰は甘すぎる!』というテーマ(なんでこんな話題になったんだっけ?今となっては分からん)で大論戦になった。ウーロン茶を飲んでいたとまっちだけが、ひとり冷静に酔っ払いたちの言い分を聞いていた。ごめんね、とまっち・・・こんな大人ばっかりじゃないのよ。

 ということで、火曜日の稽古ではいよいよ通して本読みをしようと思う。



今日の気球速度時速65km
        地道な作業ゆえ、じっくりゆっくり。
        激論バトルで、燃料をやや消耗。

  

5月25日(土)
  
 今日は土曜日だが、稽古場の関係で夜の稽古。
 稽古までずっと家でパソコンに向かい(昨夜はビー
ル飲んで寝てしまった)、台本の仕上げにかかる。

 いつもどおりストレッチ・筋トレ・フットワーク・発声・滑舌のあと、台本から前回とは違うシーンを取り出して、本読みをする。今日は女性陣がほとんどフルメンバーそろったので、それぞれいろいろな役で読んでもらった。同じ台本でも、読む人が違うと個性が出て、全然違う芝居になる。あとは、やはり男性が足りないのが痛いなあ・・・本読みの段階ではまだいいけど、できる限り女性が男性役を演じるのは避けたい。もう少し、人集めに奔走しなくては。

 ところで今日は、隣室でも劇団の稽古が行われていた。部屋は別だが、間の壁はパーテーションで仕切られているだけなので、けっこう向こうの声が漏れ聞こえてくる。前半はこちらが音楽や発声などで相当騒音をかもしていたのだが、後半は向こうの稽古の声がびんびん聞こえてくるようになった。本番が近いらしく、BGMも流しているし、芝居にも熱が入っていてつい耳を傾けてしまうほど。はっ!いかんいかん!気をとられている場合ではない!私たちも負けずにがんばるぞ!というわけで、みんな初見の本読みにもかかわらず、終わりに近づくほどテンションが高くなっておもしろかった。

 今日は、「あのー、絵かいてみたんですけど」とみんみんが差し出した紙を見て驚いた。前回やったシーンに出てくる小道具(ロボットのような)が、リアルに描かれているではないか!私の想像上の物体であるにもかかわらず、まさにイメージどおりに描かれていたので、びっくりしてしまった。
「イラストレーターで描いたんです」と淡々と話す彼女は、もう一枚気球の絵も出してきた。ううっ、かわいい!そのうち、ホームページの素材に使うことにしよう。調子に乗って、チラシに載せる絵もお願いしてしまった。

 さて、いよいよ明日は台本の印刷。みんなに渡すフル台本をつくる予定。



今日の気球速度時速70km
悪夢を見て目覚めるも、稽古場に行くとやっぱり楽しい。

  

5月23日(木)
  

  今日は、久しぶりにマスターキーの稽古に行った。
  気球計画の稽古が始まってからなかなか行けなかったので、約1ヶ月半ぶりぐらいだったろうか。稽古時間は前と変わらないのに、稽古場に着いたときまだ周囲が明るかったので、日が長くなったのに驚いた。着いたら、心さんがいた。しばらくして、ケイジさんも来た。

  今日は自分が稽古の流れを仕切らなくてもよいので、楽チンだあ〜!などとちょっと思っていた私がバカだった・・・。心さんの筋トレ好きを、私は忘れていた。そうでなくても、なぜか一昨日の稽古の筋肉痛が今ごろ出ている(しくしく)というのに、さらにムチ打って、筋トレする。しかも、気球計画の倍くらい。そのうえ、このケイジさんという人が、フットワーク好きなのだ。ケイジさんのフットワークは、動きが大きくて、でも無駄な動きは全然なくて、すごくきれいなのだ。窓に映る自分の姿との違いに自己嫌悪に陥りつつも、懸命についていく。結局フットワークだけで1時間近くやっていたんじゃないだろうか。でも、激しい稽古が逆に荒療治になったようで、終わった頃には筋肉痛がどこかにふっとんでいた。

  何はともあれ、肉体的にツラくても、芝居好きな人と、たくさん汗かいて稽古するのって本当に楽しい。そうそう、今日の稽古で聞いた話では、体をやわらかくすると、若返るらしい!年をとると体が固くなるが、それを逆手にとって、柔軟運動をしっかりやって体をやわらかくすると、若返るのだそうだ。今からがんばろう!と心に誓った体の固い私であった・・・。



今日の気球速度時速75km
 マスターキーのみんなに背中を押されて加速。ぐえ〜。

  

5月21日(火)
  

  今日は稽古前からちょっとドキドキしていた。
  なぜなら、いよいよ劇団員に台本をお披露目するから。
  旗揚げ公演の台本の構想を温め始めてから、半年あまりがたつ。昔から文章を書くのは好きで、物語や日記をよく書いていたが、戯曲を書くのは初めてとあって、いろいろと試行錯誤の連続だった。舞台の様子や、役者の出入りを考えながらストーリーを組みたてるのは、それまで漠然と考えていたよりも難しいことだった。また、書き言葉ではなくて、話し言葉で書くのも普段はしないことなので、一度書いたものを後で読み返してみると妙に堅苦しい口調だったり、説明的だったりと、我ながら苦笑したりもした。それでもなんでも、とにかくこれを絶対に書き上げるという気持ちだけは失わなかった。

  途中、一応の完成稿ができたときに、戯曲の勉強をしているはりうさんに読んでもらった。そこでまたいろいろと鋭い指摘をもらい、もう一度全面的に手を入れて書き直し作業に入った。それから、稽古の中でも戯曲のシーンを使ったエチュードをとり入れて、イメージをふくらませた。

  今日は、台本の中から、冒頭のシーンと山場にあたるシ
ーンの2箇所を配布し、役者にそれぞれ役につけて、読んでもらった。今はまだ男女もあまりこだわらずに配役してみたが、それぞれの役者の持ち味が出て、とてもおもしろかった。今まで私の頭の中だけで生きていたキャラクターが命を得たように生き生きとし始める。これからキャスティングも決まれば、きっとますます私の頭の中にいたときより個性を明確にして、動き始めるのだろう。とても楽しみ!

  そして、今日の稽古で驚くとともにとてもうれしかったの
がとまっちがさっそく音のイメージをふくらませていてくれたことだ。私は音響のことに関しては恥ずかしながら素人同然で、戯曲の中でもほとんど技術的なことを考えずにSEを入れているのだが、今日の稽古でもさっそく「機械音入ります」「笑い声入ります」など、音のきっかけを出してくれていた。きっと、とまっちの頭の中では、さっそくどこでどんな音が入るのか、もう聞こえているに違いない。今回、音響に関しては、心さんととまっちには、本当におんぶにだっこでお世話になると思う。どうぞよろしく!私もいろいろ勉強しなくちゃ。

  そんなこんなで、さっそく今週末には台本を印刷して、劇団員に配布する予定。今日のところは出し惜しみでごめんね。もうちょっと待っててください!
 


今日の気球速度時速85km
  初の台本稽古にやや舞い上がり気味ながらも、みんな
  のエネルギーに押されて順調に加速。

  

5月18日(土)
  

  気球日記の背景が、『地味だ』『さびしい』『なんかくらい』と劇団員に不評だったため、変えてみた。これで、どう?やっぱ、地味?



  今日は、1時から5時まで稽古。私は午前中仕事だったので、稽古場に到着したときには1時半を過ぎていた。
  稽古場のドアを開けると、4人で寝にょろをしていた。ぶっさんとまさみさんが気持ちよさそうに横たわっている。賢ちゃんと月ちゃんが、ゆするほう。しかも、なぜか
「父ちゃ〜ん、起きてくれよぅ」
「遊園地に連れてってよぅ」
という分かりにくいエチュードつきで。ややおそるおそる寝にょろをしていたので、「もっと激しく!」と手をつかまえ、ぶんぶんと揺らす。
「すご〜い、こんなに動くんだね!」ほんとに、人間の体って柔らかいんだなあ、と思う。

  フットワークは、いつものCDを忘れたので、賢ちゃんがたまたま持ってきたアースのCDでやってみる。ちょっとテンポが速いが、クラブ系で、ノリノリなフットワークになった。う〜ん、最高!また、これを使おう。
  後半、エチュードをした。台本を書いている中で、書きなおそうかどうしようか一番迷っているシーンの設定で。迷っているだけあって、設定の出し方もなんだかあいまいになってしまったのだが、役者陣はとてもおもしろいエチュードを見せてくれた。これをさっそく、台本に生かしてみようと思った。

  つうか、早く書き直しを仕上げなくちゃなあ・・・劇団員のみなさん、今月中には、一応の完成版(あとは稽古次第で変わっていく)を配布できると思います。今しばらく、時間をくだされ。



今日の気球速度時速80km
  搭乗人数がやや少なかったが、充実した飛行日和。
  最後にアルコールの積み過ぎでややふらつく。

  

5月17日(金)
  
   
  今日は、芝居を観に、紀伊国屋サザンシアターに出かけ
た。演目は『幽霊はここにいる』。大好きな鴻上尚史演出の
作品である。ぶっさんと、こころさんと、こころさんの芝居仲
間のSくんと、4人で出かけた。まさみさんにも声をかけてい
たのだが、なかなかスケジュールが合わず、今回はこのメ
ンバーで。まさみさん、また今度、一緒に芝居観ましょう!

  受付の脇に、鴻上尚史が立っていた。こうして見ると、ほ
んとにフツーのおじさんなんだけどなあ・・・でも、あの中にス
ゴい才能が入っているんだなあ・・・でもやっぱりフツーのお
じさんだなあ・・・と横目で見ながら客席へ。
  客席に座って、チラシ類と一緒に折り込まれた、『ごあい
さつ』を読む。鴻上尚史の作品ではいつもついてくる、この
手書きの1枚。ルーズリーフ2枚に、びっしりと手書きされた
彼のあいさつ文は、いつもさりげなく彼の感受性があらわれ
ていて、とても面白い。

  鴻上尚史が、自分以外の日本人の戯曲を演出したのは
はじめてということである。それも、44年も前に書かれた作
品ということだから、どんな舞台になるのかとても楽しみだっ
た。
  見て感じたのは、舞台の使い方や、衣装のよさ。セット
は、シンプルな白い立方体を積み重ねただけで、それは多
少動きがありながらも終始変わらない。衣装も、昔の作品
ということで本来なら和服もアリなのだろうが、微妙に和洋
折衷な感じで、とてもおしゃれだった。役者は、西牟田恵さ
んの気の強い感じが私は好きで、木野花さんの本当に小
気味いい上手さは相変わらずだった(この人の演技は、ペ
ーパーマリッジでむちゃくちゃひかれた)。また、ところどころ
で入るダンス(のような動き)も、ああ、鴻上尚史らしいなあ
、と感じた。

  一方で、人が書いた作品を演出する難しさって、あるの
だろうな、と感じた。前半、多少話が冗長で退屈な感じがし
たが、それは脚本の問題なのかしら。そういう場合、演出
はどこまで手を加えられるのだろう。やはり昔の作品という
だけあって、話のテンポが今よりゆっくりしているのを感じ
た。今は、ドラマでもなんでも、話の展開がすごく早いし、
会話でさえテンポがものすごく早くなっている。

  見終わったあと、4人で飲んだ。Sくんとは、マスターキ
ーの公演のときも手伝ってくださったので顔は合わせてい
たのだが、そのときはあまり話す機会がなかった。でも、
今夜は芝居のことをたくさん話すことができて、とても楽し
かった。心さんは心さんで、相変わらずあちこちで活動して
いるようだし、芝居好きの人たちと話していると、こっちもや
る気が出てくる。うしゃ〜、がんばってでかい気球をとばす
ぞ〜!



今日の気球速度時速60km
  前半は、乱気流にあい、もみくちゃにされるものの、後
半持ち直し、快適に飛行。補修工事に協力してくれたみな
さん、ありがとう。

  

5月15日(水)
  
   
  ホームページをどうにか立ち上げて10日あまり・・・まだ工事中のところが多いんだけど、これから少しずつ楽しいホームページにしていきたいと思っています。このページは、私、松田凛が、稽古場でのこと、芝居のこと、はたまた全然関係のないことも書くかもしれませんが、まあ、独断と偏見でつづっていきたいと思ってます。どうぞ、よろしく。


 
  昨日は、数えてみたら10回目の稽古だった。まだまだスタートしたばっかりだけど、もうそんなにやったんだな。3月の初めに、知り合いを中心に集まった数人の仲間でミーティングをし、そこでああでもない、こうでもないと話し合って、「気球計画」という劇団名が決まった。それから1ヶ月ほどの準備期間を経て、4月6日に初稽古。その間、インターネットに載せた劇団員募集記事を見て連絡をくれた人もいて、結局初稽古には9人が集まった。あれからおよそひと月半、新しい仲間も少しずつ増えている。

  昨日の稽古では、平日ということもあり、なんとなくみんなお疲れモードだった。このところ土曜日の稽古が2回つぶれて、週1の稽古になってしまっているせいもあるかも。こういう日こそ基礎練は念入りにしなくては。ストレッチはともかく、筋トレが終わるとみんなへろへろだった。フットワークを軽くやって、発声。今日は特に呼吸に意識を向ける。仰向けになっておなかに息を吸い込み、細く長く吐ききる。この呼吸をゆっくりくり返すと、とても気持ちが落ち着く。そのまま睡魔に襲われそうな者、数名。この呼吸をするとき、おなかはおなかでも下腹、丹田の付近が一番盛り上がるのがいいらしい。
「なんかさー、こういうかっこうの妖怪いなかった?」
「いたいた。餓鬼っていうんだよね。」
「子どものころ、家の前にいるかもしれないと思うと眠れなくなった!」
「むかし、水木しげるの妖怪辞典持ってたよ。」
女性陣がなぜか妖怪ネタで妙に盛り上がる。
「・・・あのー、みなさん。呼吸やってます?」
賢ちゃんが控えめに現世に引き戻してくれた。

  稽古の後、居酒屋大八へ。気のいいおじさんとおばさんが、私たちのことをおぼえてくれていて、明るく迎えてくれる。昨日はちょうどとまっちの誕生日だった。いえ〜い、19才おめでとう!かんぱ〜い!え?もちろん、とまっちはウーロン茶飲んでたよ、ちゃんと。とまっちも、募集記事を見て来てくれた一人。4月に東京に来て、音響の勉強をしている。スタッフ希望で・・・と言っているにもかかわらず、しっかり稽古に参加している(させられてる?)若者である。体格はいいが物腰がやわらかくて、とてもユニークなキャラクター。目指せ、小室哲哉!



今日の気球速度(とまっちの「今日の活動度」にならって):
                         時速50km
金属疲労のためか低空飛行であったが、終盤戦でボイラーにアルコールを加えたことにより加速。